インド株が熱い!と言われていますが、日本にいると身近に感じるインド企業が少なく、インドの政策も分からないことが多い。そのため、インドへの投資に踏み切れないという声を多く見かけます。
- PayPay資産運用ならインドへのポイント投資が可能!
日頃貯めたポイントで、気軽に手軽に、インドへの投資を始めてみるのはいかがでしょうか?PayPay資産運用では、インド関連の投資信託を5つ購入することが可能です(2024年3月時点)。
そこで、今回はこの5つの投資信託を比較して、おすすめのインド関連の投資信託を紹介します。
- 1.ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
- 2.HSBC インド オープン
- 3.新光ピュア・インド株式ファンド
- 4.イーストスプリング・インド株式オープン
- 5.イーストスプリング・インド消費関連ファンド
- 6.おすすめのインド関連の投資信託
- 7.お知らせ
1.ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
- インド経済の発展に関連するインドの株式に投資します。
- インド株の運用は SBI Funds Management Limited の助言を受けダイワアセットマネジメント(シンガポール)リミテッドが行います。
- ボンベイ証券取引所(BSE)上場500銘柄で構成のBSE500指数採用銘柄から主にインフラ・消費関連銘柄に投資します。
- インド経済の発展に必要な設備やエネルギー供給体制等の構築、整備、運営事業に関連する銘柄を選定します。
- 人口増加や所得水準の向上に伴う消費の拡大に関連すると判断される銘柄を選定します。
※2024年3月時点・PayPay資産運用ミニアプリより抜粋
分配金が年2回実行されるのは、積立投資を継続するためのモチベーション維持には重要な要素です。また、信託報酬以外に費用が掛からないのは高評価です。
また、国別構成比はインドが100%。業種別構成比トップ5は、銀行、金融サービス、電気・ガス、重電機、自動車となっています。これ以外にもインド国内の幅広い業種に分散投資が行われています。
2.HSBC インド オープン
- HSBCインドマザーファンドへの投資を通じインド共和国の株式に投資します。
- インドの国内企業および収益のかなりの部分をインド国内の活動から得ているインド以外の国の企業を投資対象としています。
- S&P/IFC Investable India(円ベース)をベンチマークとしてこれを上回る投資成果を目指します。
- ベンチマークはインドの非居住者がインド株式への投資を前提に時価総額・流動性等を考慮し算出されたインデックスです。
- 当ファンドのベンチマークとしては、同指数を委託会社が円換算した数値を使用します。
※2024年3月時点・PayPay資産運用ミニアプリより抜粋
前述のダイワ・ダイナミック・インド株ファンドと比較すると分配金の回数は減、信託報酬税込もやや高めの設定です。リスクに関しても若干高めとなっています。
国別構成比はインド企業100%。業種別構成比トップ5は、銀行、情報サービス、電気・ガス、自動車、化学となっており、ダイワとの違いが2業種であります。金融サービスは第7位の構成比率で組み込まれています。
3.新光ピュア・インド株式ファンド
- インド財閥TATAグループの外国籍投資信託証券を通じインド株式に投資します。
- 運用スタイルは、企業訪問を基本としたボトムアップ・アプローチとトップダウン・アプローチを併用しています。
- TATAグループは1868年に創設されたインド有数の財閥です。
- 幅広い分野に先駆けて事業を展開し、グループ企業はそれぞれ各業界の上位に位置しています。
- 原則として年1回(毎年8月22日。休業日の場合は翌営業日)の決算時に、収益の分配を行います。
※2024年3月時点・PayPay資産運用ミニアプリより抜粋
分配金は年1回であり、直近の数年間を見ても乱高下が激しいのがうかがえます。5年間の運用リスクは前の2つよりも低くなっていますが、決して目立つわけではありません。
気になるのは費用面。長期積立運用と考えていくと、費用の高い低いは大きな影響を及ぼしますので、シビアに考えたほうが良いかもしれません。また、リターンもそこまで大きく目立つものではないので、少々厳しいかもしれません。
4.イーストスプリング・インド株式オープン
- インドの金融商品取引所に上場されている株式に実質的に投資を行います。
- アジア株式の運用で実績のあるイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)リミテッドが、運用を行います。
- インドの金融商品取引所への上場株式を主要投資対象に、中長期的なトータル・リターンの最大限の獲得を目指した運用を行います。
- 投資対象とする株式のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預託証書)に投資を行うこともあります。
- 実質的に組入れた外貨建資産について幻想として為替ヘッジは行いません。そのため為替相場の変動の影響を受けることになります。
※2024年3月時点・PayPay資産運用ミニアプリより抜粋
分配金は年1回。過去実績は1,000円/1万口。ですが、2018年~2020年の3年間は分配がなかった模様。今後安定して分配されるのであればよいのですが。
手数料および費用はやはり2%を超えてしまいます。リスクに関しても他銘柄とほとんど変わりなく、魅力的に映る部分がやや少なめかもしれません。
5.イーストスプリング・インド消費関連ファンド
- インドの金融商品取引所に上場されている株式に実質的に投資を行います。
- アジア株式の運用で実績のあるイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)リミテッドが、運用を行います。
- インドの金融商品取引所に上場している消費関連企業の株式を主要投資対象とし、長期的な成長を目指した運用を行います。
- 銘柄選択においてイーストスプリング・インベストメンツグループのインド運用会社(ICICIAM)から投資助言を受けます。
- 実質的に組入れた外貨建資産について原則として為替ヘッジは行いません。そのため為替相場の変動の影響を受けることになります。
※2024年3月時点・PayPay資産運用ミニアプリより抜粋
分配金が直近で1回分「無配」となっているタイミングがあります。しかし、直近分配金額が年2回継続して支払われるとそれなりに評価できると思いますが、費用に関してはやはり2%を超える高い水準。
消費関連企業を中心に組み込んでいるため、今後人口増加が見込まれるインドにおいてはねらい目かもしれません。
6.おすすめのインド関連の投資信託
全5銘柄を、分配金(回数、利回り)、手数料および費用、リスクの3つの観点から分析した結果、最もおすすめできる銘柄は以下となりました。
- ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド
理由は以下の通りです。
- 分配金の年間回数が直近で安定して年2回
- 分配金の金額は年間で1,000~1,400円
- 基準価格が10,000円台
- 手数料および費用が最安
そのため、早速、PayPay資産運用でポイント購入を開始しました。
詳細や今後の積立投資の状況などは、YouTubeチャンネルのショート動画で定期的に配信していきます(チャンネルへのリンクは「お知らせ」にあります)。
分からないことが多いですが、少額投資を通して少しずつインドを学んでいくことが大切かもしれません。
7.お知らせ
筆者はリタイア60の名前でSNSをはじめとした発信活動を行っています。ご興味がある方は是非ご覧ください。