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空想が実現する時代のビジネス地図【大人の読書感想文・40代からの学び直し】

1.書籍概要

空想が実現する時代のビジネス地図【大人の読書感想文・40代からの学び直し】
  • 書籍名:空想が実現する時代のビジネス地図
  • 著者名:齊田興哉(元JAXA・宇宙ビジネスコンサルタント)
  • 出版社:サンマーク出版
  • 価格 :1,600円+税
  • 発行日:2023年6月30日初版発行

 

【書籍帯コメント】

  • 今なら激変する未来に先回りできる!
  • 最先端技術と世界規模の課題
  • 新しいビジネスを創出するヒント
  • これからの世界で起こることは、SFが教えてくれる
  • あらゆるところにビジネスチャンスが眠る社会が到来する!

 

 

 

2.読書感想文

①全体所感

この書籍は「何かを学び取ろう」という考えで読み進めても得るものは少ない。大切なことは、著者が教えてくれる現状(最新テクノロジーや過去からの進化・進歩など)から、自分なりに未来を想像(創造)すること。未来は想像から創造される。テクノロジーは日々進化をし、5年後10年後には、現時点で夢物語であることが実現されている。

最先端技術はどこまで進んでいるのか?もちろんインターネットで検索することができる時代であるが、どう検索すればそこに行きつくのかわからない。分からないまま検索をしても最先端技術にはヒットしない。齊田氏が与えてくれる情報から、自分なりの未来像を思い浮かべることがこの書籍の価値である。

10年前に「そんなことできるわけないじゃん」ということが、現在、実現されている。「こうなるといいな」という、一見、現実離れした読者の想像も、実用性が高ければ、最新テクノロジーが実現へ向けて動き出していく。

そこに様々なチャンスがある。社会人になって仕事に従事していると、当たり前を当たり前として受け入れてしまい、想像力が劣化していく。この書籍を通して、今一度、子どものころに戻った感覚で「そんなことできるわけないじゃん」ということをに思いを巡らせてみるのも良いだろう。

ただ、読み進めていくと、自由な発想の未来には必ず大きな壁が存在する。「法整備」つまりルールだ。人が生きる世界はひとりだけではなく、あらゆる人が存在する。この集団を、秩序を保った有機的なものとして維持するために法律は常に必要。ここにおける争いは恐らく絶えることはなさそうだ。

 

 

 

②本書から学んだこと(フレーズ)

  • 変化についていけない、もしくは変化を感じ取れない人や企業は、時代から置いていかれる

このことは本業で心底感じている。この5年10年で筆者がいる教育業界は大きく変化した。「古き良き」という言葉もあるが、無駄にそこに固執しているようでは先がない。将来を見据えて、想像して、そのために今できること、今挑戦すべきことをに力を注ぐことが必要である。大切なのは、強制的にやらされる変化ではなく、変化を楽しむこと。昨日より今日、今日より明日と、まずは個人単位での変化を楽しむのも良い。

 

  • 近未来では物理的な距離よりも精神的な距離が重要視される

本書では「夫婦」ということについての言及であったが、これはすでに企業内で起こっていることだ。同じ空間で仕事をしなくてもリスペクトはできる。コロナ禍において、お互いに意見や考えを伝えあう新たな手段としてオンライン会議が流行。しかし、この波に乗ることができない旧石器時代の人間たちは、「会議は対面でなければならない」という。対面でも大した話はできていない人間に限って多い傾向。このような人間が「最新の◯◯」と言って営業活動をしているのが不思議でしかない。

 

  • 社会が変わると、ビジネスのニーズも変わる

これは肝に銘じたい。特に企業勤めだと恐ろしいことが起こる。その世界しか知らないということ。自ら情報を取りにいかなければ、簡単に井の中の蛙となってしまう。そして、このことに気づかないまま数年の月日が経ち、気付いた時には手遅れ、会社にしがみつく人材へと成り下がるわけだ。社会の変化を捉えるために一歩踏み出すこと。この一歩が出れば、次の一歩や二歩は簡単に出てくる。

 

  • 開発するスキルではなく、利活用できるスキル

近年、様々な財やサービスが開発され、それをどのように活用するかが問われる時代になっている。本書にも出てくるが、ノーコードのSaaS商品、小型自動翻訳機、そしてChatGPTもそうである。便利なものが生まれることで、大切な何かを失うという、後ろ向きな議論が日本国内には多いような気がする。

教育業界でもそうである。ChatGPTにより子どもたちは思考力を失うというが、そもそも、宿題の答えを丸写しして提出する輩は、昔も今も変わらずにいるはずだ。ChatGPTがあろうがなかろうが、本人の学習に向かう意志、つまり、学ぶ動機しだいなのだ。こんなくだらないことを議論するより、ChatGPTなど便利な最新機器などの利活用法を多く見出すことに注力した方が良いし、それがこれからの時代には求められている。

最近流行っている「非認知能力」というものは、恐らく、この利活用能力にすぐに取ってかわられるだろう。非認知能力は昔から各家庭で育まれていたものだ。当たり前のことを当たり前のように。多くの情報が溢れている今、言葉だけが先行し、本来の意味を求めなくなっている、それが一番良くないだろう。

 

 

 

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