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新しくなったPayPayポイント運用・初心者でも安心して取り組める秘訣【週報70週記念記事】

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こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です。

 

筆者の運用コンセプト
  • チャレンジコース×自動追加×放置

 

上記のコンセプトでひたすらPayPayポイント運用を放置。その様子を毎週報告し続けて、なんと70週が経過しました。70週間=490日間=1年4ヶ月以上。このことに一番驚いているのは筆者自身です。正直、ここまで継続できるとは思いませんでした。

 

70週目という節目を迎えたので、PayPayポイント運用に関するここまでの経験、その経験から導き出された考え方や運用時の注意点などを、初めての方でもわかりやすいようにまとめていきます。ぜひ最後までお付き合いください。

 

1.ここ最近の変化

①サービスの一部有料化

2022年3月24日より、PayPayポイント運用のサービスが一部有料化しました。これにより、今まで獲得できていた利益の一部を取られてしまう(先払いのイメージ)ことになります。

 

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PayPayポイント運用について別紙①より

 

一度に追加するPayPayポイントが100円分未満か以上かで手数料の有無が変化します。これにより、多額のポイントを一気に追加することに抵抗感が生まれました。つまり、デイトレ利用がやりにくくなりました。

 

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左:計算式A 右:計算式B

 

一度の追加額が100円分未満なら計算式A、手数料はかかりません。逆に、100円分以上なら計算式B、手数料が発生します。これ以外にも気になる内容が上図には記載されています。

 

しかし、画像の文面を読んでも非常に分かりずらいです。そのため、以下に分かりやすく、ポイントを3つに絞ってまとめます。

 

PayPayポイント運用有料化
  • 一度に100円分以上追加する場合は手数料が取られる(これ以外は全て無料)。
  • 手数料は1.0%のスプレッド上乗せ。例えば、200円分を追加したら、1.0%の2円分が手数料として引かれ、198円分として追加される。
  • 為替レート(円高・円安など)の影響を受ける。

 

1.0%のスプレッドの話はさまざまなところで話題になっていますが、為替レートのことはあまり見かけません。簡単に言うと、円高ドル安の時に追加するのがベストということです。

 

この記事を作成している時点では、1ドル120円台、まさに円安のタイミング。このタイミングでのポイント追加は、更に損をしてしまう可能性が高まる、ということになります。これによって、ポイント追加のタイミングはより一層複雑になり、デイトレには不向きになったということです。

 

②名称変更

サービスの一部有料化に続き、2022年4月1日より名称変更が行われました。

 

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PayPayポイント・名称変更に関するお知らせ

 

  • PayPayボーナス→PayPayポイント

 

あまり大したことではないように見えるのですが、この名称変更に隠れて大きな変化が発生しているのです!その変化がこちら。

 

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左:4月3日注文 右:3月13日注文

 

  • ポイント還元から「Tポイント」が消えた!

 

定期的に購入している商品の注文履歴を比較しました。4月1日からは名称変更以外に、Yahoo!ショッピングでのTポイントの還元がなくなり、全てPayPayポイントに統一されることになりました。Tポイントユーザーには残念な話です…。しかし、還元率そのものは大きく変わりません。

 

Tポイントでの還元よりPayPayポイントの還元を優先させる理由は何かわかりますか?

 

  • 決済手数料など、PayPay側の売上や利益に関わるから

 

例えば、Tポイントで決済をされた場合、PayPay側には1円も入りません。しかし、PayPayポイントでの決済=PayPayでの決済になりますので、確実に手数料売上を導入店舗から取ることが可能になります。

 

  • PayPay側は既に回収モードに入っている

 

登場時に投資した分を回収に動き始めているのです。そのため、ここからはいかにPayPay経済圏で賢く生き抜くかが大切になります。ヒントはこの記事の最後にある「PayPayカテゴリー」に多くの記事をまとめていますので参考にしてください。

 

2.デイトレ→長期積立運用へ!

それでは、本題であるPayPayポイント運用に話を戻しましょう。

 

私はまだPayPayポイント運用が出始めたばかりのころは、「デイトレ利用で増やす方法」を模索していました。以下に過去の記事を紹介します。

 

 

しかし、デイトレは投資初心者には難易度が高く、PayPayポイント運用でのデイトレはうまくいっても見返りが小さい。なぜなら、使える種銭はPayPayポイントしかないため、開始初期の頃には、今のようなまとまった額のPayPayポイントを持ち合わせていないからです。

 

そして、2022年3月から始まったサービスの一部有料化。PayPayポイント運用のデイトレ利用ユーザーが明らかに減ったのがSNSから感じられました。

 

  • 早い時点でPayPayポイント運用をデイトレ利用から長期積立運用に切り替えた

 

筆者は2020年10月、そこまでやっていたPayPayポイント運用でのデイトレ、通称Payトレをやめて、冒頭のコンセプトによる長期積立へと方針転換をしました。

 

 

それから1年4ヶ月以上、株式投資も含めると2年以上の月日が流れました。株式投資でもポイント投資でも、大切なことは「ルールを決めること」です。今までの投資経験から、「投資活動は自分の精神との戦い」であるということ。だからこそ、絶対に守ることができるポイント運用のマイルールを決めて、それを実行することにしたのです。

 

  • チャレンジコース自動追加機能を利用して放置する

 

買い物での決済でPayPayを利用する、ポイ活でPayPayポイントを獲得する。それが「勝手に」ポイント投資になっていくという仕組み。自分自身が欲深い人間であると理解しているからこそ、その欲を排除する仕組みでの投資活動を構築。これこそが、筆者にとって、投資を長く続ける秘訣となったのです。

 

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3.筆者の出口戦略は?

投資には出口戦略が必要です。闇雲に初めても良いのですが、目標金額であったり、時期であったりと、ゴールとゴール後の生活をイメージした方が良いでしょう。これのひとつがFIREですね。

 

 

筆者はFIREを狙っているわけではありません。そもそも投資を始めたのは「老後2,000万円問題」がメディアに取り上げられるようになったタイミング。全てを自分の資産で賄うことは考えず、年金も考慮した目標設定にしています。

 

  • 投資は老後2,000万円問題解決の一助

 

あくまで一助。メインの資産形成は株式投資です。そのため、気楽にPayPayポイント運用を利用しているのです。

 

年金受給開始年齢は引き上げられる方向ですが、60歳でのリタイアを目標にしています。そのため、PayPayポイント運用は現状のやり方で、60歳になるまで継続し、PayPayポイントのみで2年間くらいの食費が賄えれば良いと考えています。これがまさに筆者のPayPayポイント運用における出口となります。

 

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70週までのグラフ(左)と70週時点のPayPayポイント画面(右)

 

PayPayポイント運用にはインカムゲインが無いため、積立投資による複利効果はありません。S&P500の成長のみがポイント資産が増える唯一の方法です。チャレンジコースへ自動追加を継続して70週が経過した時点の成績が上図です。

 

それでは、筆者が60歳になる20年後にPayPayポイント運用総額がどうなるのか?推定額となりますが、未来予想図を描いてみましょう。

 

4.未来予想(60歳時点の見込)

2022年時点で、多くの企業で導入されている65歳定年。かつては60歳でしたが、平均寿命が伸び、人生100年時代と言われるようになり、今後、70歳、75歳と延長されていくことが容易に想像ができてしまいます。

 

ところで、PayPayポイント運用がちょうど1年間を迎えるのはいつだったのでしょうか?1年間は365日。つまり、365日÷7日=約52週です。その時点でのPayPayポイント運用への追加額は以下の通りです。

 

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52週目のPayPayポイント運用画面

 

  • 運用総額:113,065円
  • 運用損益額:35,435円
  • 追加総額:77,630円

 

これをあと20年間継続したとすると、PayPayポイント追加総額は以下のようになります。

 

  • 77,630円+77,630円×20年間=1,630,230円

 

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S&P500の過去5年間(左)と全期間(右)グラフ

 

過去5年間で93.23%の成長を見せるS&P500。全期間では30倍以上に!今後も同じ水準で成長することは考えにくいですが、モチベーションアップのために、少し楽観的に想定をしてみましょう。

 

先程の運用画面からわかる通り、52週目の運用損益率が45.65%です。20年後までにS&P500が緩やかにでも成長を続けていくことで、運用損益率が85%になったと仮定します。すると、運用総額は以下のようになります。

 

  • 1,630,230円+1,630,230円×85%=3,015,925円

 

食費を1ヶ月50,000円と想定すると、PayPayポイントだけで60ヶ月、つまり、約5年間は賄えてしまう計算になります。

 

PayPayでの決済で勝手に貯まるPayPayポイント。そして自動追加機能で、何もしないで運用サービスに追加されていく。連動対象はS&P500の3倍の値動きをするチャレンジコース。決済メインを現金ではなくPayPayにして生活をしているだけで、20年後の60歳になる時には、その後5年間の食費が賄えるようになるサービス。手数料がかかるようになったとしても十分すぎるリターンではないでしょうか?

 

投資の王道
  1. 長期
  2. 分散
  3. 積立

 

気楽にできるポイント投資であっても、この王道が変わることはありません。ただ、この中で「長期」、つまり「いつまで」を決めることが肝心。筆者はその期間を「60歳になるまで」と決めたのです。

 

5.お知らせ

筆者はリタイア60の名前でSNSをはじめとした発信活動を行っています。ご興味がある方は是非ご覧ください。

 

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