こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です。
ブログ運営スタートから2年以上が経過。投稿記事数は、駄作も含めて300記事以上。Google検索で上位表示される記事も少しは排出できましたが、それでもアクセス数はまだまだ…。そんな筆者もGoogleアドセンスにはもちろん合格しています。
そして、2022年6月時点、Googleアドセンス合格から600日が経過。改めてGoogleアドセンスについて簡単に説明をしつつ、この600日間のデータを集計・分析し、これからGoogleアドセンスで収益化を目指す方々への道標となるよう、リアルな情報を伝えします。
※本記事でのGoogleアドセンスによる収益の情報は全て「推定収益」のデータです(実収益の掲載は禁止のため)。
1.Googleアドセンスとは?
①Googleアドセンスの特徴
【サイトを収益化】
数百万の広告主がお客様の広告スペースを求めて競い合うため、入札単価が高く、サイトの内容と合致した広告を、高い確率で掲載することができます。【モバイル向けに広告を最適化】
広告ユニットのサイズが表示場所(パソコンまたはモバイル)に合わせて自動的に最適化されるため、広告がユーザーの目に入ってクリックされる可能性が高まります。【時間を節約】
サイトにコードを 1 つ追加するだけで、サイトのレイアウトに適した広告が自動的に表示されるため、広告コードに変更を加える時間を節約することができます。
アフィリエイトのように広告主との契約は不要。そして、ユーザーに最適な広告を自動で選んで掲載。広告設置場所は自動広告で全てお任せすることも、自分で場所を設定することも可能。時間をかけることなく、オートマチックかつ効率的な収益化が自分のサイトで実現可能になります。
②Googleアドセンス自動広告
サイト上のすべてのページにコードを 1 つ配置します。これによりサイトをスキャンして、高い成果や収益が期待できる場所に、広告を自動的に掲載します。
【メリット】
- 増収が見込める。レイアウト、コンテンツ、既存の Google 広告に基づいてページを分析し、新たな掲載場所を特定。
- 使いやすい。広告コードを 1 つ配置するだけ。いったんコードを配置すると、サイトや広告設定に変更を加えても自動広告が自動的に対応。
- サイトに合わせて広告を調整。サイト上のどこに広告を表示するかを柔軟に指定可能。
- モバイルに対応。あらゆる画面サイズに自動的に対応。アンカー広告やモバイル全画面といったモバイル専用のフォーマットにも対応。
上記以外では、自動広告と手動広告(広告ユニット)との併用ができることがメリット。自分の感性とGoogleの分析力を掛け合わせた広告配置で、納得のいく収益化を目指すことができます。
アンカー広告やモバイル全画面広告も自動広告の一部ですので、最初に設定するだけでOK。Googleアドセンスに合格した後は、自動広告の設定を「オン」にすることがおすすめです。
③Googleアドセンス手動広告(広告ユニット)
広告のプレースメントをご自身で管理したい場合は、広告ユニットをご利用ください。
【広告ユニットを利用するメリット】
管理性:さまざまな広告タイプと広告サイズの中から選択して、ページ上の好きな場所に広告を掲載できます。
設置場所や広告タイプ、サイズにこだわりたい方におすすめのGoogleアドセンスの「広告ユニット」。ユニットは全部で4種類。
- ディスプレイ広告:どこにでも表示できるよう設計された、万能で実用的な広告。
- インフィード広告:投稿とリスティングの間に表示。
- 記事内広告:記事やコンテンツのページに表示。
- Multiplex 広告:おすすめのコンテンツ形式のネイティブ広告をグリッドとして表示する広告ユニット。
筆者はGoogle推奨のディスプレイ広告のみを利用。その理由は、各ユニットを使い分けるほどの技術や作業時間を取ることができないから。
ディスプレイ広告では、広告サイズを「レスポンシブ」にすることで、ページレイアウトやユーザーのデバイスに合わせて広告を自動で調整してくれます。そのため、広告を設置したい場所にユニットコードをコピペするだけで、ユーザーに最適な広告を、最適なサイズで提供してくれます。
Googleアドセンス広告の設置場所「だけ」にこだわりたい!という方におすすめです。
④Googleアドセンス広告の入札方法
- クリック単価(CPC):ユーザーの 1 回の広告クリックから得られる収益額。広告のクリック単価は広告主が決定。宣伝内容に応じて競合広告より高いクリック単価が支払われる場合もある。
- インプレッション単価(CPM):表示回数 1,000 回あたりの単価。料金は広告が表示された回数に応じて発生。
上記意外にも、アクティブ ビューのインプレッション単価(アクティブ ビューの CPM)、エンゲージメント単価(CPE)がありますが、多くの場合、収益発生がレアケースとなっています。
収益性が最も高いのが「クリック単価(CPC)」。筆者の経験では、1クリック平均20円〜50円程度の幅で収益が発生します(広告によって単価が変わります)。「インプレッション単価(CPM)」は毎日定期的に1〜10円程度が発生。PV数が増えることで、CPMでの収益も増えていきます。
2.Googleアドセンス【600日間】推定収益を分析
①全体の推定収益
それでは、Googleアドセンス合格から600日間の推定収益のデータを見ながら分析をしていきましょう(上画像が実際の推定収益のデータ)。
- 集計期間:2020年10月26日~2022年6月18日
- 推定収益合計:26,104円
- 推定収益1日平均:44円
- 1日平均44円
- 1ヶ月(30日)で1,320円
ギリギリ4桁ブロガー(汗)。明らかなのは、Googleアドセンス「だけ」の収益で生活していくことは明らかに困難です…。やはりブログを副業としていくには、アフィリエイトも必要なのでしょうか。
②1PVあたりの推定収益
Googleアナリティクスを利用して、1PVあたりのGoogleアドセンス推定収益を計算してみましょう。
- 集計期間:2020年10月26日~2022年6月18日
- 合計PV数:59,211PV
- 1日平均PV数:98.7PV
アナリティクスの結果を見ると、ブロガーとしてはまだまだ初心者のレベル。ただ、本業のサラリーマンをやりながらのブログ運営ですので、頑張ってる方かな~と思っています(汗)
- 26,104円÷59,211PV=0.44
- 1PVあたりの推定収益:0.44円
PV数が少ないと大きな収益に繋がらないのがGoogleアドセンス。クリック単価が収益に大きく影響するので、いかに広告をクリックしてもらうかが重要。しかし、Googleアドセンスでは「広告内容を指定できない」のがデメリット。その分、手間がかからないのがメリットですが、多額の収益を狙うなら、アフィリエイトで頑張る方が良いでしょう。
③曜日別の推定収益
曜日別 | 合計 | 平均 |
---|---|---|
日曜日 | ¥4,382 | ¥52 |
月曜日 | ¥2,267 | ¥27 |
火曜日 | ¥4,063 | ¥47 |
水曜日 | ¥3,294 | ¥38 |
木曜日 | ¥3,219 | ¥37 |
金曜日 | ¥3,785 | ¥44 |
土曜日 | ¥5,097 | ¥59 |
Googleアドセンス推定収益は前述の通り、1日平均44円。この平均額より多く収益が上がっている曜日は、日曜日・火曜日・金曜日・土曜日。
特に、日曜日と土曜日が平均50円以上となり、他の曜日に比べて収益が多くなる傾向があるのがわかります(土曜日は月曜日の2倍以上!)。なぜこのような傾向になるのでしょうか?
総務省統計局の「平成 28 年社会生活基本調査」のデータによると、日本では、土曜日が休みの人は全体の約7割、日曜日が休みの人は全体の約8割なのです。恐らく、筆者のブログ記事テーマが休日に読まれやすい傾向があり、その結果、Googleアドセンス推定収益に影響していると考えられます。
今後はより多くのユーザーに来てもらえるような記事を作成していかなければなりませんね。
3.Googleアドセンスで収益を増やす方法
①PV数増がカギ!大切なことは?
Googleアドセンスに合格したら、広告収益を増やしていきたいですよね。収益拡大には以下のことが大切です。
- PV数増が収益拡大への近道
PV数が増えること=ユーザーが増えること。ユーザーが増えれば、広告がクリックされる確率、つまり、クリック単価(CPC)が発生する確率が高くなります。また、インプレッション単価(CPM)もPV数増に比例して増加します。
では、ブログ記事のPV数を増加させるためには何が必要なのでしょうか?
- 自分が詳しいテーマを選ぶ
- ユーザーに役立つ内容と独自性がある記事作成
- 駄作記事はリライトで価値を向上させる
- ユーザーが欲しがる最新情報へ適宜更新
- SEO対策
- ユーザー目線のブログ運営
価値の高い記事がGoogle検索では上位表示され、その結果、PV数増に繋がります。SEO対策はその次のステップ。まずは、ユーザーファーストの精神で分かりやすく、役立つ記事を書くようにしましょう。
②Google検索1位記事の事例紹介
筆者は過去に教育関連のテーマでGoogle検索1位を獲得したことがあります。その記事はこちらです。
この記事はSEO対策をしていません(無意識にSEO対策になってるかもしれませんが)。装飾もそこまで細かくこだわらず。東京都立高校入試で初めて行われるESAT-Jに向けた無料対策法を細かく紹介しています。恐らく、記事内容やその独自性などが評価されたからこそ検索上位になったと考えられます。
記事作成時に想定したユーザーは、受験生、保護者、学校の先生、学習塾の先生。ユーザーに英語の発話練習に積極的に取り組んでもらえるよう、取り組み方も含めて丁寧に作成した結果、Google検索1位獲得。
- ユーザーを想定し、そのユーザーに役立つ情報や視点をブログ記事を通して提供し、世の中に良い循環を生み出す。
ユーザーファーストこそGoogleアドセンスで稼ぐために必要なメンタルスキル。より多くの優良記事が今後も世の中に増えることを願っています。
4.お知らせ
筆者はリタイア60の名前でSNSをはじめとした発信活動を行っています。ご興味がある方は是非ご覧ください。
毎週土曜日更新!PayPayポイント運用×チャレンジコース×自動追加×放置をコンセプトに運用状況を報告しています。PayPayポイント運用を利用している方は一見の価値アリです。
PayPayに関する様々な内容を、あらゆる角度から紹介している記事を集めています。お得なポイント獲得方法なども掲載中。
株式投資を行っている筆者が資産形成について書いている記事を集めています。アラフォーによるアラフォーの為の資産形成を中心に発信中。
リアルな日本株積立投資の記録を紹介。コンセプトや積立ルールは「第0週目」をご覧ください。
本業である教育関連の記事を集めたカテゴリーです。正社員として現場での指導経験がある筆者が学習法や入試の重要ポイントなどを中心に記事を執筆中。
PayPayクーポンを開催している飲食店に訪問して食レポ記事を投稿しています。個人経営の店舗を中心に訪問。お世話になっている飲食業界を盛り上げよう!
上記以外にも様々なカテゴリーで記事を発信しています。興味があるカテゴリーがございましたら、是非ご覧になってください(可愛い愛犬記事もあります!)。