こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です!
病院嫌いの筆者。アトピー性皮膚炎が酷くなったので、久しぶりに皮膚科への通院を決意。今回は、前回の受診から3週間後の定期受診に行ってきました。
痒みに関しては良くなりましたが、少し油断したら再び痒みが…。やはり処方薬はサボらず、ちゃんと使わなければいけません。
病院での診察内容は専門医への現状報告と相談。残っている薬をちゃんと使用する方向で、今回は処方してもらう薬の量を調整。筆者のアトピー性皮膚炎はアレルギー性のため、飲み薬は継続。
今回の記事では、受診状況、アトピー性皮膚炎に対しての大切なポイント、処方薬の紹介をしていきます。
1.色素沈着を専門医へ相談
①どの程度の色素沈着なのか?
痒みはピーク時からはだいぶ収まってきていました。しかし、治りかけていた肌に新たな悩みが出てきたのです。湿疹が出たところが色素沈着をした状態に。
肌を露出する季節に、アトピー性皮膚炎による色素沈着が発生するのは精神的にキツいものがあります。写真は筆者のふくらはぎ付近。色素沈着をしてしまったところを赤丸で分かりやすくしていますが、これは筆者の体の中でもまだ綺麗な部分。酷い箇所はさらに色素沈着が濃くなっています。
その酷い症状の箇所は背中、わき腹、腕。背中やわき腹は服で隠すことが簡単ですが、腕はまさに危機的状況です!
写真を投稿しようと考えましたが、状態が酷すぎるので自主規制として掲載はしません。ふくらはぎの5~6倍くらいの酷さだと思ってください。
②専門医に相談した結果
かかりつけの皮膚科で受診時に相談したところ、以下の回答が先生から返ってきました。
- 半年程度は消えない
さすがに驚きました。治るまでにかなり時間が掛かるようです。少しでも早く治すためにできることとして、アドバイスをもらいました。
- 痒みを再発をさせないこと
- ビタミンCを取ること
- 保湿をしっかりすること
そこで今回は、今までの飲み薬+ビタミン剤を処方されました。ビタミンについては、食事療法も可能とのこと。しかし、殆どの人が途中で挫折するようです。そのため、専門医からは、最初からビタミン剤を使用することをおすすめされました。
2.アトピー性皮膚炎の保湿はどうすれば良い?
①保湿はタイミングが重要
保湿が大切というアドバイスを専門医からもらったので、効果的な保湿方法について教えてもらいました。
アトピー性皮膚炎の人の肌はとても乾燥しやすいのです。皮膚のバリア機能が低下していることがその要因の1つです。
- お風呂の後、約5分程度で乾燥してしまう!
保湿というのはその名の通り、「湿りを保つ」ということ。そのため、乾燥してから保湿薬を塗っても、水分が逃げてしまっているので、効果が低減してしまうのです。
- お風呂の後、すぐに保湿を!
これが非常に重要なのです。水分が逃げ出す前に保湿薬を塗るようにしましょう。そして毎日こまめに行うことが肝心。アトピー性皮膚炎との戦いは長期戦になるのです。
②継続できる保湿薬を使う
継続することが大切な保湿。しかし、筆者は、面倒くさがり&多忙なサラリーマン。生活習慣なども専門医に相談をして、便利な保湿薬を処方してもらいました。
- なんと、スプレータイプの保湿薬
正直驚きました。筆者が子供のころにはスプレータイプなんてありませんでした。塗るタイプの保湿薬より手軽に、短時間で使えますので、お風呂後の保湿が習慣化しやすくなります。
- 保湿は続かなければ意味がない!
何事も「継続は力なり」ですね。そしてもう1つ、保湿と絡む大切なポイントを教わりました。塗り薬を使う時の順番です。
- 保湿→塗り薬の順で塗る!
筆者の勝手なイメージは、塗り薬を塗ってから、保湿薬でコーティングしたほうが、薬の成分が肌に浸透すると思ってました。しかし、逆だったのです。
念のため薬剤師の方にも確認をしましたが、これが正解のようです(専門医を疑ってはいけません)。きちんと専門医と話をすることで、的確なアドバイスを貰うことができ、治りも早くなりますので、恥ずかしがらずに専門医と話をするようにしましょう。
3.今回の処方薬を紹介
それでは、今回の診察で処方された薬の紹介をしていきましょう。塗り薬に関しては、まだ前回の残りがある旨を専門医に伝えたので、今回は余っている塗り薬以外の処方となりました。
今回処方された飲み薬は全部で3種類。左から順に以下の通りです。
- ソフェナジン塩酸塩錠60mg「杏林」
- スプラタストトシル酸塩カプセル100mg「サワイ」
- シナール配合錠
新しく追加されたシナール配合錠。こちらが前述した、色素沈着解消に向けたビタミン剤です。それ以外の2つは、前回から継続している飲み薬の追加分です。
- ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「PP」
こちらがスプレー式の保湿薬。この2本で5週間分。プッシュすると泡状の保湿薬が出てきます。患部に塗った後のベトベト感などはなく、サラッと快適です。泡状ですが、薬の伸びも良く、患部をサクサク保湿していくことができます。とても便利で、保湿効果も高く、筆者は重宝しています。
- ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルローション0.05%「MYK」
こちらは、今まで利用していた頭皮の痒み用の塗り薬。追加分。白い液体状の塗り薬で、頭皮の痒い場所に馴染ませるように使用します。塗りすぎると、髪の毛がベタつくので注意しましょう。
今回の診察報告は以上です。次の診察はまで、保湿も含めて自己管理で対応していくことになります。アトピー性皮膚炎の方は痒みや乾燥と常に戦いを続けばなりません。
長い戦いになるので、継続出来る対処法を専門医と一緒に模索していくことが大切。困った時には無理をせず、近所の皮膚科に行くようにしましょう。隠すことなく話をすれば、効果的な治療法を提案してくれます。早く治療をして、笑顔溢れる生活を取り戻しましょう。
※2022年6月17日リライト済
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