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アトピー性皮膚炎 処方薬を1週間使用してみて

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はじめに

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2020年8月13日に30年近くぶりの皮膚科にアトピーの受診。
それから1週間。
処方された薬を1回もサボることなく使用し続けました。
今回は、それぞれの処方薬のレビューを中心に、途中経過をご報告していきます。
少しでもアトピー性皮膚炎に悩む方々のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

処方薬のレビュー

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※あくまで個人的な感想です。必ず専門医の先生と相談して薬を処方してもらってください。

①フェキソフェナジン塩酸塩60mg「杏林」

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飲み薬。
パッケージには「アレルギー性疾患治療剤」と明記されています。
抗ヒスタミン薬としてアレルギー症状を抑える効用があります。
日経メディカル様の該当ページのリンクを以下にご用意致します。

フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「杏林」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

1週間使用したところで副作用はほとんど出ませんでした。
1錠の大きさも非常に小さく、飲み薬が苦手な方でも問題なく飲むことができます。
サイズを測定したところ、11mm✕5mm。
朝と夜の2回服用。
薬剤師からは、食後でなくても大丈夫というアドバイスを頂きました。

 

 

 

②スプラタストトシル酸塩カプセル100mg「サワイ」

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飲み薬(カプセル状)。
こちらもアレルギー対策の薬として処方されました。
こちらにつきましても日経メディカル様のリンクをご用意いたします。

スプラタストトシル酸塩カプセル100mg「サワイ」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

こちらも先ほどと同様に飲みやすいサイズの14mm✕4mm。
朝夜の2回服用。
私の場合、①②ともにアトピー性皮膚炎に対応したアレルギー対応の薬として処方されました。
副作用もなく、順調に服用しています。

 

 

 

③ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルローション0.05%「MYK」

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頭の痒みに利用している塗り薬。
中身は白色の液体状で、粘り気などはありません。
サラサラな感じです。
以下に日経メディカル様のリンクをご用意いたします。

ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルローション0.05%「MYK」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

唯一の難点として、どれくらい使ったかが全く分からないということです。
使用箇所も頭皮になるため、実際にちゃんと塗れているか不安になります。
市販薬ですと、爽快感を感じる成分が入っているので使用感はあるのですが、こちらはそのような成分は入っていませんでの、しっかり塗布されているかはわかりずらいです。
冷蔵庫などで冷やして利用すると冷たさで少しはわかるかもしれません。
ただ、使用していて、痒みは治まっているので、恐らくちゃんと塗布できているはずです。
ボトルの大きさは、70mm✕18mmの円筒形。

 

 

 

④コレクチム軟膏0.5%

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痒みが弱いところに使用する軟膏。
色は無色半透明。
軟膏の伸びとしてはそこそこですが、塗り薬特有のベトベト感はどうしても出てしまいます。
以下に日経メディカル様のリンクをご用意いたします。

コレクチム軟膏0.5%の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

こちらの薬は痒みが治まってきた箇所に塗っていきます。
痒みがひどい場合は次で説明する⑤の軟膏を塗りますが、改善された場所は少しずつこちらへ移行していくように指示がありました。
ちなみに非ステロイドという説明も受けました。
リンク先には「1回5gまで」と明記。
これに関しては全く指示をもらいませんでした。
慢性的に利用するのも良くなさそうな記載があります。
当日の説明で、この薬は新薬であるという説明があり、リンク先でも確かにそのような様子は伺えます(リンク先を最後まで見ると、レポートなどのリンクが存在します)。
確認すると、世界初の外用薬という記載もあります。
実はすごい薬かもしれません。JT様ありがとうございます!

 

 

 

⑤混合薬(サレックス軟膏0.05%、ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「日医工」)

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痒みが酷いところに使用する軟膏です。
こちらはステロイドを含むサレックスと、保湿の役割を果たすクリームの混合薬です。
ステロイドが入っていますので長期間の使用はできません。
専門医に従った使用をする必要があります。
以下に日経メディカル様のリンクをご用意いたします。

サレックス軟膏0.05%の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「日医工」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

軟膏なのですが、こちらは伸びという面では最悪です。
非常に悪いので、塗布するときにできる限り伸ばして利用するように努力が必要です。
さらに④同様にベトベト感はかなりあります。
ただし、すぐに効果を実感する薬です。
だからこその怖さを感じます。
あれだけ苦労していた痒みなどが、利用して数日もしないうちに治まります。
使用をやめたくもなりますが、今回は徹底して専門医の言うとおりにしようと決めましたので、残りの1週間も継続して使用する予定です。

 

 

 

⑥まとめ

今回、処方された薬をネットで細かく調べました。
受診時および薬局での薬処方時に説明を受けます。
細かく教えてくれますが、私も人間。
忘れます。
改めて調べることによって新しい発見があり、納得して薬を使用することができます。
アトピー性皮膚炎にかかわらず、処方された薬を一度調べてみることをお勧めします。
※基本的には専門医の先生にすべて従ってください。その上で、知識を深めるという意味での検索をお願い致します

 

 

 

途中経過の報告

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受診→薬の処方→処方薬使用の流れで1週間が経過しました。
もちろんですが1週間では完治しません。
アトピー性皮膚炎は完治という概念がないかもしれないからです。
※今回は30年ぶりに顔を出してきた状態ですから、なおさらそう思っています。
ただ、「痒み」および「ひっかき傷」はだいぶ改善されてきました。
しかし、これも処方薬を使用している現在だからという限定かもしれません。処方薬を利用する以外にも肌着を見直しました。

↓詳しくはこちら↓

それでは最後に何がどう変わったかを箇条書きで明記しておきます。

  • かゆみで夜中に起きることがなくなった(朝まで寝ることができる)
  • 肌着が汚れなくなった(ひっかき傷の改善)
  • 風呂の時間が短くなった(意識せずに体を洗うことができる)

 ※ボディーシャンプーは「ミノン」を使用しています(低刺激)

  • 顔の肌荒れが改善して仕事に集中できる
  • 頭の痒み改善→フケが全くでなくなった

1週間で大きく変化しました。
肌が完璧にきれいになったわけではないですが、以前に比べたら格段に生活におけるストレスは軽減されました。
一生懸命市販薬で頑張りましたが、アトピー性皮膚炎が重症化した場合には市販薬では太刀打ちできません。
市販薬にもその旨は明記されています。
アトピー性皮膚炎で肌がボロボロになると、どうしてもそれに対する恥ずかしさで受診を戸惑うということもあると思います。
私が実際にはそうでした。
しかし、専門医の方はもっとひどい状態のものを見ています。
現状を見せることで専門医が驚くことはほぼありません。
最善の策を提示してくれます。
受診を迷われている方、私のように医者嫌いの方、日々仕事で忙しく受診できない方。
まずは自分の身が第一です。
必ず専門医を受診してください。
仮に混雑などで丸1日かかってしまったとしても、間違いなく有益です。