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サイゼリヤ元社長が教える年間客数2億人の経営術【大人の読書感想文・40代からの学び直し】

1.書籍概要

サイゼリヤ元社長が教える年間客数2億人の経営術【大人の読書感想文・40代からの学び直し】
  • 書籍名:サイゼリヤ元社長が教える年間客数2億人の経営術
  • 著者名:堀埜一成
  • 出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格 :1,700円+税
  • 発行日:2024年5月24日 第1刷

 

【書籍帯コメント】

  • 人気イタリアンレストランチェーンの組織基盤を整備し、急速拡大を実現した2代目社長の負けない成長戦略
  • 広告費は原価に回せ、見るのはライバルではなくお客さま、「当たり前品質」を徹底する、キッチン面積を半分にして利益率改善、二流の立地で安く始める中国出店戦略
  • 株式会社𠮷野家ホールディングス代表取締役河村泰貴氏推薦

 

 

 

2.読書感想文

①全体所感

 堀埜氏は「創業時の理念」を徹底的に大切にしている。プロパー社員だからかもしれないが、創業者の考えや味覚、感覚を学び、一致させるために努力する場面が描かれている。2代目社長として会社を理解し、それを活かて新しい方向へ導いていく姿に、多くの人が必ず何か1つでも学ぶことができると確信できる書籍である。

 創業者が作った理念に基づいて働いている組織があるからこそ成し遂げることができたのだろうと、表面的な部分だけを受け取ってはいけない。2代目社長だからこその苦悩が恐らく隠されている。どこかで前社長と比較されることもあっただろう。それによって辛い思いもしたことだろう。しかし、それは記載されていない。それ以上に取り組んできた経営面の内容の方が語るべきことが多いのだろう。

 新しい風を、新しい文化を、創業理念に沿った形で取り入れるのは並大抵のことではない。必ず抵抗勢力はいる。人間関係の面は他の書籍に譲って、経営に関する経験が徹底して記載されている。

 

 

 

②本書から学んだこと(フレーズ)

  • 価格と商品力でお客さまに訴求していく

 サイゼリヤの根底にある考え方。宣伝費(広告)を出さずに、提供価格を下げる努力をしているからこその価格帯。高品質でありながら安い。これはレストランチェーンに限ったことではなく、すべてのビジネスに通じる考え方。サイゼリヤと同じことはできないだろうが、それでも品質で勝負する局面はどんな企業にもあるはずだ。モノやサービスが良質で安ければ、宣伝はお客さまがしてくれる。ああああああああああ

  • 人間、暇になると政治をするから、暇がないようにしておけばいいんだよ

 これは正垣会長の言葉で、堀埜氏が「なぜサイゼリヤには社内政治がないのか」を尋ねたときの回答。組織に所属していると実感とともに理解できる。会社が成長しているとき、社内は多忙を極めている。そして、言葉であらわすのが難しい、とても不思議な感覚というか勢いが発生している。しかし、安定期にさしかかると、なぜか覇権争いや、派閥ができ始める。それに苦しめられる組織人も多い。ほんとうにしょうもないことで争っているなと蚊帳の外から眺めていると、多少気持ちが落ち着くもの。またあの頃の勢いを感じたいものだ。

  • 私たちが見るべきなのは、つねにお客さまのこと

 理想論だという人もいるだろうが、決して忘れてはならないこと。メーカーだろうが代理店だろうが関係ない。ビジネスをやる以上、その先には必ずお客さまがいる。このフレーズは競合他社を見るよりお客さまを、ということで使われている。誰のために商品をつくっているのか、何のために商品を開発しているのか。売上や利益も忘れてはならないが、お客さまの笑顔だけは忘れてはいけない。

  • 口伝に近かった「技能」を、継承可能な「技術」に変えること

 組織が生き残っていくには必要であり、二代目、三代目に課せられた使命なのだと思う。技能はテクニックだけではないと、このフレーズを読んだときに思った。「心」も口伝だけではなく、より多くの社員に伝わる、継承することができるようにしておくことも大切だろう。時代とともに表現は変わるだろうが、芯は変わらず継承していくべきだ。

  • 「自分のため」でも「売上のため」でも「利益のため」でもなく、「人のため」に尽くすこと

 サイゼリヤの性善説の話で出てくるフレーズ。これをやり続けることは困難を極める。そして、時と場合によって、選択を迫られるケースがリアルの仕事では発生する。逆説的になるかもしれないが、「人のために尽くすこと」は間違いなく「売上」や「利益」に繋がる。この2つは金銭的な面もあれば、人間関係の面でもある。そして、これらが「自分の人生のため」になる。

  • 人を変えるのは難しいが、自分を変えることはできる

 様々な自己啓発本で目にするフレーズであるが、この書籍を読み進めたうえでこのフレーズに出会うと、また味わいが異なるものだった。自分を変えることができれば、その影響によって他者を変えることもできる。また、自分すら変えることができない人間は、他者を変えることはまず無理だろう。まずは自分から、だ。

  • 人からもらった数字を使ってたら、いつまでたってもわからへんで

 経営資料における数字。大きな企業であればあるほど、数字を隅々まで把握することは難しい。しかし、自分で動いて、自分で集めて、自分でまとめた数字でなければ、組織を理解することはできない。少し話は異なるが、他人が作ったセミナーコンテンツを使ってセミナーを実施するのは本当に難しい。自分で調べて、自分で考えて、自分で構成したものだからこそ、セミナーに熱がこもり、命が宿る。それと似てるのかな。

  • 「長」というのは単なる役割であり、「向き不向き」の結果であって、人より偉いわけでも、会社への貢献に対するご褒美でもないのです

 この言葉によって救われる人は多いと思う。私もそのひとりである。役割。そう考えたことはなかった。若いころはとにかく「人より偉くなりたい」と思って我武者羅に働いた。しかし、そこからは自分が期待した以上のものは手に入らなかった。そう、役割だから。一度は小さいながら「長」をやらせていただいた。しかし、やってみて痛感した。自分には合わないと。それよりも自分が輝ける場所があるだけ、今の自分は幸せなのかもしれない。

 

 

 

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