こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です。
PayPayポイント運用の連動対象となっているS&P500やQQQ(NASDAQ100)。超長期スパンで見れば大きく成長をしていますが、世界情勢に応じて、中短期では下落の場面がそれなりにあります。


PayPayポイント運用を積立利用している方は、下落時の行動はこの3択になると思います。ただ、株価が下落している時というのは、精神的なダメージもあり、多くの方が冷静な判断をすることができないものです。
- 下落時に冷静な判断をするための大切な考え方を身につける
筆者は今回お伝えする考え方で、1年半近く、自分で決めたPayPayポイント運用法を継続できています。そして、この先も継続できると確信しています。
正解がない投資の世界。積立運用は長く続けてこそ力を発揮することは間違いありません。あらゆる場面で自分にベストな判断をするにはどうすればいいのか?そのヒントをお伝えしましょう。
1.筆者のPayPayポイント運用法
- チャレンジコース×自動追加×放置
自動追加の機能を利用して、毎日機械的に積み立てていきます。放置ですので、どのような場面でもポイントを引き出すという選択肢はありません。そして、PayPayポイント運用には2022年3月時点で3つのコースが存在しますが、この中で最も値動きが激しいチャレンジコースのみを利用しています。
※詳しいコースの説明はこちらから
調子良くS&P500が右肩上がりであれば、上の画像のように大きな運用損益プラスを出すことができます。しかし、世界情勢が大きく変化すると、たとえ積立運用を長期間続けていても苦しい場面に出会うのです。
この画像は、ウクライナへロシアが侵攻して長期化し始めた時期の運用状況です。長期化したことによって、米国市場にも影響が出ています。また、アフターコロナのテーパリング、金利の上昇が控える時期も重なり、経済的に不安定に。このような状況では運用損益額が大きく減少してしまいます(約50,000円分の利益が消えました)。
こうなるとモチベーションを維持することがとても難しくなります。モチベーションが下がれば、投資活動を継続することが難しくなるでしょう。しかし、筆者は運用法を変えることなく継続をすることができています。
運用損益額がこんなにも減少してしまっているのに、なぜ筆者はPayPayポイント運用法を変えることなく継続できるのか?そのヒントをこの後に紹介します。
2.自分の時間軸を持つこと
大切なのことは「自分の時間軸を持って投資をすること」です。これは投資に限らず、全てのことに共通する大切な考え方。少し分かりにくいかもしれませんので、言葉を変えてみましょう。
- どのくらいの期間で利益を獲得する予定なのか?ゴールの時期と目標額を決めること。
今後成長が見込める市場への投資であれば、開始した時期にもよりますが、概ね資産を増やすことは可能です。売買益であるキャピタルゲインを狙うことも資産を増やす手段の1つですが、積立投資よりも資産を減らしてしまうリスクが伴います。
- 中短期の視点では、成長市場でも下落の場面がある
冒頭のグラフからも分かる通り、どんなに将来性がある市場でも常に株価が上昇しているわけではなく、乱高下を繰り返しながら上昇をしているのです。ベストなタイミングでの売買は、ベテラン投資家でも判断が難しいとされています。だからこそ、投資の王道は「長期・積立・分散」と言われているのです。
PayPayポイント運用で筆者が利用しているチャレンジコースはS&P500に連動しているため、米国市場に限定されてしまうものの、500社に分散投資をしていることになります。そして、少額ではありますが、自動追加で毎日コツコツと積み立てがされます。時間軸は20年後という長期視点のため、途中の乱高下は気にせずに放置することが可能。
そのため、株価が戻ってくれば自然と運用損益額も増えていきます。前出の2022年3月12日では、長期運用の強みである下落相場での強さを発揮して、ギリギリながら運用損益はプラスを維持。そこからたった5日間、米国市場の日数では3日間の2022年3月17日には運用損益額が13,000円増えて、+15,800円になっているのです。ほったらかしなのに、たった数日でこれだけ増えるのは魅力的ですよね。
PayPayポイント運用では配当金や分配金(インカムゲイン)はありませんので、S&P500の成長しかポイント資産増の要因はありません。だからこそ、長期視点の時間軸が有効になってくるのです。
また、S&P500の構成比率上位10銘柄を見ると、我々の生活に欠かすことができない、今後も発展が見込まれる企業が占めています。世界の経済大国となった米国市場。その中での有力な企業への分散投資。長期視点での時間軸を持って運用をしていけば、資産増加の可能性は高くなるのです。
3.周りの情報に惑わされるな!
筆者が日常的に利用しているTwitterでは、「今が買い時です!」という情報がタイムライン上に出てくるのをよく見かけます。このような情報には注意が必要です。
- 情報を発信する側と受け取る側の時間軸が異なるから
情報発信をしている人がどのタイミングで利益を確定させるつもりのか?1日なのか1週間なのか。1年後なのか10年後なのか。ここが一致しなければその情報を鵜呑みにすることはできません。そして、一致しているかどうかも正直なところ分からないでしょう。
- SNS上の情報は参考程度に。事実確認は自分の手で行うこと
SNS上で流れている情報の中には有益な情報が転がっているのも真実ですが、その情報の真偽を自分の手で確かめなければなりません。自分の時間軸に適した情報なのかどうか。情報過多の時代だからこそ自らの判断力が試されるのです。
その判断基準に必要不可欠な要素が自分の時間軸。これが固まることで、投資におけるマイルールも固まり、氾濫している情報に惑わされることがなくなります。投資は精神面との戦いでもあります。冷静な判断を常に問われる旅には、コンパスや羅針盤は欠かせないのです。
4.まとめ
- 自分の力を過大評価しなければ、投資法はひとつに絞られる。PayPayポイント運用で試してみよう。
銘柄分析は投資活動を通して少しはできるようになりますが、株価の行く末を予測できるほど高度な知識や力はなかなか身につきません。経験だけでなく、より多くの情報と考察力が求められる世界です。
だからこそ、筆者は時間軸を20年後に置いたPayPayポイント運用を実践し続けているのです。長期・分散・積立。投資の王道が間違っていないというのは経験を通して学ぶことができました。しかし、これが最適解かというと、それは人それぞれ。自分に合った投資法を見つけ出すためには実践あるのみです。
短期決算でキャピタルゲインを狙うのも投資法のひとつ。長期・分散・積立の王道を理解した上で様々な投資法にチャレンジし、自分の生活に合う投資法を見つけてみてください。そこまで出来ないという場合は、筆者と同じように、無理をしない投資法を実践することをおすすめします。
5.お知らせ
筆者はリタイア60の名前でSNSをはじめとした発信活動を行っています。ご興味がある方は是非ご覧ください。
毎週土曜日更新!PayPayポイント運用×チャレンジコース×自動追加×放置をコンセプトに運用状況を報告しています。PayPayポイント運用を利用している方は一見の価値アリです。
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