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ESAT-Jは実施されるのか?都立高校入試に使われるのか?教育委員会に聞いてみた!

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こんにちは!PayPay経済圏の住人、教育業界20年以上のリタイア60です。

 

いよいよ初めての実施が近づいてきた中学校英語スピーキングテストESAT-J(以下、『ESAT-J』で表記)。試験の実施や都立入試への活用をめぐって、反対する組織の動きも活発になり、さまざまな噂が飛び交っています。

 

www.asahi.com

s.resemom.jp

 

このような状況だと「本当に実施されるのか?」と不安になる方が多いと思います。そこで、情報を整理するために、筆者が改めて東京都教育委員会に電話をして確認しました。

 

その時に得た情報から、皆様の疑問解決、不安解消に役立つ情報をお伝えします。

 

 

 

1.管轄部署の違いを知ろう

そもそも東京都教育委員会の中で、ESAT-Jを実施するかどうかを管轄している部署と、都立高校入試に活用するかどうかを検討している部署は異なるのです。

 

ESAT-Jの実施有無に関しての担当部署は「東京都教育庁指導部指導企画課国際教育推進担当」です。

 

これに対して、ESAT-Jの都立高校入試への活用についての担当部署は「東京都教育庁都立学校教育部高等学校教育課入学選抜担当」なのです。

 

これをしっかり理解していない人がとても多い!反対の声を上げている人の中にも理解していない人は多いのではないでしょうか(教育業界の関係者にも多いのが現状です)。

 

この違いをしっかり理解することが、噂に惑わされないためにはとても重要です。

 

 

 

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2.ESAT-Jの目的を理解しよう

なぜ、東京都ではESAT-Jが実施されるのでしょうか?まずはESAT-Jそのものの目的を理解することが大切です。

 

令和4年度 中学校3年生対象 ESAT-Jのお知らせより抜粋(外部リンク)

 

上画像にある通り、ESAT-Jの目的は「使える英語力」の育成です。そのために、中学3年生時点でどれくらい英語を使って話せるのかを測り、結果を今後の学習に活かしていくのです。生徒自らの学習だけでなく、学校での授業改善など、データを多岐に利用するのがESAT-Jなのです。

 

日本全体の英語力が向上することで、将来、グローバルにビジネスを展開することが今以上に容易になります。これによって日本経済拡大の可能性が出てくるのです。

 

  • 日本語だけのビジネスでは対象人口が約1億2,000万人
  • 英語圏の約25億人がビジネスの対象

 

ビジネス対象の人口で約20倍の差。つまり、東京都が目指す「使える英語力」の教育推進は、将来の日本経済に大きな影響をもたらす可能性があるのです。

 

 

 

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3.ヒアリングからの結論

筆者は東京都教育庁の各部署へ、直接電話をして確認をしました。

 

東京都教育庁指導部指導企画課国際教育推進担当の職員の方からは、以下の回答を頂戴しました。

 

  • ESAT-Jは予定の日程で実施する。
  • 実施が急遽中止になることは、震災などで実施不可能な状況以外はない。
  • ESAT-Jは学んできた英語力を測定するもの。あくまでアチーブメントテストであり、結果を今後の英語教育の推進に活かしていく。

 

また、東京都教育庁都立学校教育部高等学校教育課入学選抜担当の職員の方からは、筆者の質問に対して以下のような回答が得られました。

 

  • 2021年9月24日にHP上で公表したものが全てである。
  • この情報をもとに「検討」を進めている。
  • 生徒、保護者など関係する方々が不安にならないよう、適宜今後もHP上に公開をしていく。
  • 情報をいつ公表するかのスケジュールはないため、お伝えできない。

 

こちらに関してはさまざまな角度から質問をしましたが、恐らく上司に止められたのか、電話を保留にされた後から、一貫して「9月24日の情報が現時点では全て」という回答に変わりました。このあたりも考慮した上で、たどり着いた結論は以下の通りです。

 

筆者が得た結論
  • ESAT-Jは確実に実施される(目的や実施準備や予算の投入具合を考えれば、急遽の中止はあり得ない)。
  • 都立高校入試への活用は9月下旬の東京都立高等学校入学者選抜実施要綱の発表まで変わる可能性がある(急遽、都立高校入試に利用しないことのデメリットや損失は小さいから)。

 

教育業界に身を置く者として、都立高校入試に利用するか否かで判断せず、今後グローバルに活躍する人材を育成していくために必要な指導の一環として、英語スピーキングの学習に取り組んでもらうことを切に願います。

 

 

 

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