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ESAT-J (東京都英語スピーキングテスト)対策は無料でできる!具体的な2つのサイト利用法

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こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です。

 

前回、ESAT-J対策の記事を投稿し、大きな反響を頂きました。また、その前の得点配分についての記事も現時点で毎日多くの方にアクセスをして頂いてます。

 

ESAT-J関連・過去記事リンク

 

今回は、以前の記事より更に踏み込んだ、ESAT-Jの無料対策法を詳しくお伝えします。質の高い無料コンテンツを東京都教育委員会が用意していますので、その有効利用法をみんなで共有しましょう!

 

 

 

1.英語力を鍛えるTokyo Global Studio

合計100本の英語学習用動画が用意され、それぞれにワークシートが準備されています。教員専用動画も含んでいるため、誰でも利用できるのは96本分。小学生から高校生までが対象。「英語4技能をバランス良く」学習することができます。しかし、あまりにも充実しているため、以下のような疑問や質問が出てきます。

 

  • どのレベルから始めればいいのか?
  • 動画とワークシートをどう使えばいいのか?

 

このような疑問や質問を解決していきます!それでは、最初に「どのレベルから始めればいいのか?」を解説していきます。

 

Tokyo Global Studioの学習コンテンツは以下の4つのレベルに分かれています。

 

  • Beginner(小学校 第3・4学年)
  • Elementarily(小学校 第5・6学年)
  • Basic(中学校)
  • Intermediate(高等学校)

 

ホームページにはこのように記載されていますが、最近の子供たちの英語力は学年で分けることはできません。早い時期から本格的に学習を進めている家庭が増加傾向にあるため、学年配当ではなく、英検取得レベルで分けていくとわかりやすくなります。

 

  • Beginner(英検を全く受験したことがない)
  • Elementarily(英検5級・4級を取得している)
  • Basic(英検4級・3級・準2級を取得している)
  • Intermediate(英検準2級以上)

※英検4級と準2級の場合は、それぞれどちらから始めても良いです。自信がある人は上のレベルで挑戦してみましょう。

 

それでは次に「動画とワークシートをどう使えばいいのか?」を解説していきます。

 

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Basicユニット1のワークシートの場所

 

①学習するユニットのワークシート(上の画像の赤枠)をタップ。

 

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Basicユニット1のワークシート1ページ目

 

②ワークシート1ページ目の「Point」(上の画像の赤枠内)を自分のノートにまとめましょう【動画視聴前の簡単な予習です】。

 

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Basicユニット1の動画の場所

 

③「内容」の部分(上の画像の赤枠内)をタップ。ユニットの動画を視聴しましょう。

 

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Basicユニット1の流れとワークシート

 

④動画の流れに沿って学習を進めていくと、途中でワークシートに取り組む指示が出ます。その時に動画を止めて、ワークシートの大問1〜3(上の画像の赤枠内)を解きましょう。

 

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Basicユニット1のスピーキングトレーニングの場所

 

⑤動画の続き(上画像左側の赤枠)をタップ。スピーキングトレーニングになりますので、ワークシート(上画像右側の赤枠)も確認しながら、動画を視聴しましょう。

 

このように、ワークシートを利用して動画の流れに沿って学習することで、英語4技能をバランスよく身につけることができます。動画の長さはユニットによって異なりますが、上記①〜⑤の流れで学習すると、1つのユニットで40分〜50分くらいの学習時間になります。学校の授業1コマとほぼ同じくらいですので、無理なく続けることができるのではないでしょうか。

 

 

 

2.テスト直前利用の東京都国際教育チャンネル

ESAT-J(東京都英語スピーキングテスト)は、PartAからDまで、全部で8つの問題で構成されています。

 

ESAT-Jの内容
  • PartA:2問。英文を読み上げる。
  • PartB:4問。質問を聞いて応答する、意図を伝える。
  • PartC:1問。ストーリーを英語で話す。
  • PartD:1問。自分の意見を述べる。

 

ESAT-J対策のトレーニング映像として、YouTube東京都国際教育チャンネルでは以下の内容の動画がレベル別(Stage1〜3)に用意がされています。

 

  • ①  テキストを音読する(全15本)
  • ②  質問に答える・質問する(全12本)
  • ③  状況を描写・説明する(全12本)
  • ④  考えや意見を述べる(全8本)

 

内容はESAT-Jにほぼそっくりに作られていますので、直前対策はもちろんのこと、繰り返し練習する事でテスト形式に慣れることが出来ます。しかし、ここでひとつ疑問が出てきます。

 

  • このトレーニング映像を「どのような順番」で使うのが良いか?

 

このような疑問を解決するため、おすすめのトレーニング映像閲覧順と、その並び替えのやり方を紹介します。

 

①YouTubeで「東京都国際教育チャンネル」を検索。

 

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YouTubeでの検索後の画面

 

②上の画像にある赤枠部分(チャンネルアイコン付近)をタップ。

 

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東京都国際教育チャンネルのチャンネルページ

 

③チャンネルページに移動後、上の画像にある「動画」の部分をタップ。

 

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動画を並び替えた後の画面

 

④上の画像の赤枠部分を「追加日(古い順)」に変更した後に、上から5つ目の青枠の動画から順番に学習をしてください。

 

古い順に並び替えた後に出てくる最初の4本の動画は、令和元年と2年に行われた「プレテスト」。つまり過去問ですので、学習スタート時には無視して大丈夫です(最後の方に通し練習として利用することをお勧めします)。

 

  • なぜこの順番で学習した方が良いか?

 

それは、動画を用意した東京都教育委員会側の意図が反映された順番になるからです。Stage1から順番に少しずつレベルアップしていけるようになっているだけではなく、ESAT-Jの出題順通りに動画が投稿されているのです。この順番で練習していくことで自然とレベルアップが図れます。

 

 

★2022年3月2日追記★

ESAT-Jについて新しい情報が出てきました。それらをまとめた記事を作成しましたので、以下の記事も参考にしてください。

 

 

 

3.模擬試験で英語力を確認(まとめ)

今回お伝えした学習法を実践していくと、スピーキング力だけでなく、英語4技能の力がバランス良く成長していきます。その成長を実感するには、定期的に模擬試験を受ける必要があります。

 

模擬試験の種類
  • 会場模試(書店や学習塾で申込)
  • 学習塾で実施している模試

 

東京都在住の方は模試の受験を申し込む前に、必ず「英語スピーキングのテストがあるかどうか」を確認しましょう。ESAT-Jに準拠したスピーキングテストを実施できるかどうかは、今後非常に重要になっていきます。筆者が調べたところ、2021年12月時点ではそこまで種類は多くありません。今後増える可能性がありますが、現時点で用意されているESAT-Jに準拠した模擬試験は以下の3つです。

 

ESAT-J準拠のテスト

 

どちらも非常に優れたコンテンツですが、筆者のおすすめは「STE」です。

 

ELSTは、学習アプリの性質上、お手軽であるが故に、テストとしての重みがなくなってしまうという傾向があります。日々の学習として利用していくのには最適の学習ツールです。

 

その反面、STEは「テスト」に特化しており、本番らしさ(緊張感など)を学習塾で用意することができます。さらに、STEの採点は「AIと人のダブル採点」というところも優位と考えられます。ESAT-Jは人海戦術で採点が行われますが、今後、ESAT-Jの採点でもAIの導入が検討されており、数年後にはAIと人のダブル採点に移行する可能性が高いと考えられるからです。

 

SAPIXの公開模試も捨てがたいのですが、1回の受験料が5科目+スピーキングで税込8,800円(2021年12月時点)というのが、他の模擬試験と比べて高い設定になっています。模擬試験は複数回受験するのが良いので、家庭への負担を考えると微妙なところです。

 

筆者がおすすめするSTEは、学習塾でしか受験することができないようですので、現在通っている、または、通う予定の学習塾に受験が可能がどうかを問い合わせてみてください。

 

↓ESAT-J不受験者はどうなるの?↓

www.ritire60.com

 

↓最新のESAT-J関連記事はこちら↓

www.ritire60.com

 

 

 

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