「投資×教育×趣味」のリタロクブログ

資産運用やポイ活、本業の教育関連についての記事。趣味記事も充実!

東京都が用意した無料の英語教材を利用すべき理由とその学習法【ESAT-J他】

東京都が用意した無料の英語教材を利用すべき理由とその学習法

こんにちは!教育業界20年以上のリタイア60です。

 

  • 今、東京都の英語教育から目が離せない!

 

2022年11月、東京都ではESAT-J(中学校英語スピーキングテスト)が実施され、賛否両論、世論から大きな反響がありました。

 

ESAT-J実施に向けて、東京都教育委員会(以下、都教委)は、情報発信だけでなく、多くの学習用教材動画を無料公開しました。

 

本記事の結論
  • 英語力アップのために、都教委が用意した英語教材を使おう!

 

インターネット上での公開のため、東京都在住でなくても利用可能!昨今変わりゆく英語の評価方法も確認し、新しい英語学習をしていきましょう。

 

 

 

1.変わる英語の評価方法

授業方法だけでなく、テストや評価方法も大きく変化しています。

 

現在の英語教育は、旧態依然の文法中心の指導から脱却し、4技能(読む、書く、聞く、話す)をバランス良く学ぶようになりました。

 

これに伴い、学校では、定期テストとは別に、パフォーマンステストが実施されています。

 

【パフォーマンステストとは?】
  • 「話すこと」に関する発信力を高める指導及びその成果を図る。
  • 「準備して行う発表」と「即興的なやり取り」の両方を評価。
  • 中学英語では、1年生で「自己紹介」、2年生で「電話でのやりとり」など、3年生で「日本文化紹介」などのテーマがある。

 

そして、中学校の評定のつけ方が、昔と比較すると、大きく変わり始めているのをご存知でしょうか?

 

  • 4技能5領域をバランス良く評価

 

【4技能5領域とは?】
  1. 聞くこと
  2. 読むこと
  3. 話すこと(やり取り)
  4. 話すこと(発表)
  5. 書くこと

 

これら5つの領域を、3つの観点で評価をし、英語の評定が決まります。以下の図を見てもらうとわかりやすいでしょう。

 

各領域の評価結果を観点別評価に総括する例(文部科学省・国立教育政策研究所の資料より)

 

文部科学省・国立教育政策研究所の資料では、以下のような評価方法の例が、上図と共に明記されています。

 

【評価方法の例】

「知識・技能」は「b, b, c, c, b」。「b」と「c」の比率を鑑み、「B」 と総括。学期単位で総括する場合、当該学期で重点を置いて指導した領域の結果を重視して総括する方法も考えられる例えば「話すこと[やり取り]」及び「話すこと [発表]」に重点を置いて指導した場合、これらの領域の「c」という結果を踏まえ「C」と総括する。

「思考・判断・表現」は「b, b, c, b, c」。比率を踏まえ、「B」と総括するとともに,授業における言語活動の観察の結果を加味し「B」と判断するこ とが妥当と考え「B」と総括。

「主体的に学習に取り組む態度」は「b, b, b, b, c」。数の比率から「B」と 総括。

引用元:「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料[中学校・外国語]43ページより一部抜粋

 

ここまでの内容から、とても重要なことに気づくことができるのです。

 

超重要
  • 「話すこと」が2つの領域に!つまり、他技能の2倍の影響力がある!

 

英語において高い評定を獲得するためには、「話すこと」の対策が必要不可欠。この変化に対し、都教委は、誰でも無料で利用できる「話すこと」の教材を用意したのです!

 

それでは、その教材のポータルサイトについて紹介をしていきましょう!

 

 

 

2.ESAT-J本番スコア分布(2023年11月27日実施分)

段階別評価 入試点数 スコア 分布(%)
令和4年度
(11月27日実施分)
令和3年度
プレテスト
20 100~80 16.8 11.7
16 79~65 25.8 20.3
12 64~50 31.6 27
8 49~35 16.9 23.9
4 34~1 8.1 15.3
0 0 0.8 1.9

 

  • 平均スコア:60.7(令和3年プレテスト:53.7)

 

令和3年度プレテストと比較して、A~Cの評価、つまり、高評価を獲得した生徒が増加。入試点数になるということで、事前に対策として勉強をした受験生が多かったと推測できます。都教委が用意した教材を利用しり、学習塾が用意した対策講座を利用したり。

 

今回の結果を踏まえて、来年度は難しくなるのではないか?とい疑問が早速出ているようです。

 

  • Q:来年度のESAT-Jの難易度は上がるのか?
  • A:大きな難易度変更はない!なぜなら、アチーブメントテストだから!

 

都教委が目指すものは、ESAT-Jによる都立高校入試での順位付けではありません!

 

  1. 「話すこと」の力がどれだけついたかを測定し、
  2. その結果から、今後の学習指針を示し、
  3. 生徒の「使える英語力」の育成をすること

 

同じ難易度で複数年を通して測定しいからこそ、「IRT」という統計処理が行われているという背景を理解すれば、難易度変更は都教委にとってデメリットになるということが分かるでしょう。

 

ちなみに、以前、都教委に電話で確認をしたときに、以下の言葉を担当の方から頂きました。

 

  • 「仮に全員がA評価とっても構わない、むしろ、理想はそこである」

 

ですから、ESAT-J対策を行う時やパフォーマンステスト対策を行う時、つまり、「話すこと」の練習をする時は、都教委が用意している無料教材(動画)を使うことが良いのです。

 

それでは、都教委が用意した無料教材と、それを使った学習法を紹介していきましょう!

 

 

 

3.TOKYO ENGLISH CHANNELと学習法

いつでも、どこでも、誰でも、学べる英語学習環境=TOKYO ENGLISH CHANNEL

 

「話すこと」の学習でおすすめできるのが「TOKYO ENGLISH CHANNEL」。このサイトは、いつでも、どこでも、誰でも、学べる英語学習環境を、都教委がウェブ上に実現してくれたものです。ここに格納されているおすすめ学習コンテンツがこちら!

 

おすすめ無料学習コンテンツ

 

  1. どのコンテンツに対しても学習動画が搭載されており、ネイティブの発音を聞くことができるだけでなく、シチュエーションのイメージがしやすい。
  2. そして、スクリプトワークシートが用意されており、スムーズに学習をすることが可能。
  3. また、学年や英語レベルに合わせた難易度分けをしてくれているので、自分の状況に合わせたところから学習が開始できる。

 

  • 至れり尽くせりの無料学習コンテンツを使わない理由がない!

 

これだけ多くの無料教材と動画を用意してくれる都教委の取り組みは、他の自治体と比較しても群を抜いています!

 

しかし、多いが故に、どのように学習していくのが良いかが迷ってしまいます。そこで、学習法を分かりやすくまとめました(学習計画表も)!

 

【おすすめ】

高額のPayPayポイントを稼ぐことができるサイトの「QuickPoint」。新規登録するだけでPayPayポイントがそこそこ稼げる10連スクラッチをゲット!

 

↓都教委提供の無料コンテンツを使った学習法①↓

www.ritire60.com

 

↓都教委提供の無料コンテンツを使った学習法②↓

www.ritire60.com

 

この2つの記事を見てもらうことで、無料コンテンツを利用してESAT-J対策だけでなく、日頃の「話すこと」の学習方法がわかります。

 

また、直前対策として利用する場合には、学習計画表を用意しましたので、こちらも活用してください。

 

↓学習計画表はこちらに掲載中↓

www.ritire60.com

 

 

 

4.お知らせ

筆者はリタイア60の名前でSNSをはじめとした発信活動を行っています。ご興味がある方は是非ご覧ください。

 

Twitterアカウント

このアカウントでPayPayポイント運用や株式投資、教育情報などをツイートしています。フォローいただけたら幸いです。

 

YouTubeチャンネル

月曜~金曜に、ポイント運用画面を15秒のショート動画をアップ。ウマ娘ガチャの実況動画や旅行先での動画等を配信中。チャンネル登録や高評価、宜しくお願い致します。

 

リタイア60のブログカテゴリーのご案内

PayPayポイント運用、PayPay資産運用、PayPay証券、ネオモバの4つを利用した資産形成。億り人を目指して毎週お届け!

PayPayに関する様々な内容を、あらゆる角度から紹介。お得なポイント獲得方法なども掲載中。

株式投資による資産形成。アラフォーによるアラフォーの為の資産形成を中心に発信中。

本業である教育関連カテゴリー。現場での指導経験がある筆者が学習法や入試の重要ポイントなどを中心に記事を執筆中。

 

上記以外にも様々なカテゴリーで記事を発信しています。興味があるカテゴリーがございましたら、是非ご覧になってください。