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頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編【大人の読書感想文・40代からの学び直し】

1.書籍概要

頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編【大人の読書感想文・40代からの学び直し】
  • 書籍名:頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編
  • 著者名:田村耕太郎
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 価格 :1,400円+税
  • 発行日:2023年4月30日

 

【書籍帯コメント】

  • 1ミリも「自分」をすりへらすな
  • めんどくさい奴、激増の時代に
  • アホを成長のバネにせよ!
  • 他人に振り回されないための「アホのトリセツ」
  • 日本は世界一のピリピリ社会
  • 「余計なことを言わない」技術
  • 10秒で心を落ち着かせる流儀
  • 愚痴れる友人が3人いればOK
  • 成功する人はどうアホに接しているか
  • 「わかり合えない人」が認知を広げる
  • アホの壁を越え、自分の人生を楽しむ

 

 

 

2.読書感想文

①全体所感

本書前半には「笑える」箇所が非常に多いと感じる。それだけ共感できる内容であり、思っていた以上に、自身の周りには田村氏の言う「アホ」が多いとわかってくる。「あの人が当てはまるな~」というのがイメージできると、それこそ笑いが止まらない。

時に自身の行動も「アホ」に当てはまるところがあり、直すべき欠点だとわかる。文章の表現力のせいか、自身の欠点だと理解し、指摘されていると気づいても、不思議と苛立たしさはない。これも田村氏の凄いところだろうと感じた。

本書後半では、前半とは雰囲気が変わり、多くの学びがある。今後自分がどのような心構えで日々を暮らしていくべきなのか、イメージがとてもしやすいのが特徴

全てを田村氏が言う通りにはできないと思う。しかし、ふと我に返る瞬間が、本書を読了した後に出てくるだろう。世の中には様々な立場や境遇の人々が溢れている。その誰にでも、人生における賢い生き方が、その時々に応じて、感じ取ることができるだろう。

 

 

 

 

②本書から学んだこと(フレーズ)

  • 目的は挑発や戦って勝つことではない。

人生の目的がアホと戦って勝つことになってしまってはいけない。戦って勝つことで得られるものは少ない。なぜなら、相手がアホだから。本書で何度も繰り返し出てくる「アホとは戦わない」は逃げるわけではなく、「やるときはやるよ」という姿勢を見せておくということ。

 

  • 目的に集中すること。誰に対してもリスペクトを持って、楽しく、親切にし続けること。

多くの著名人が同様の話をしている。ただ、なぜか「アホ対策」として言われると、納得できるし、イメージが湧く。理想的な振舞い。すぐに実践すべき内容である。

 

  • 人生には理不尽しかないと悟れば、たいていのことは我慢できる。

人は人との関わりの中で生きている。その中では大なり小なりストレスがかかる。そのストレスを陰口などで発散してはならない。器の小さい人間だと宣伝するだけ。やるなら「ガス抜き」だ。キレて得することは1つもない。

 

  • 目的さえ正しくもっていたら、それが世界の課題を解決する道にもつながる。

自己中心的になってはいけないが、他人と比較しない、誰かの期待のためだけに生きる人生を生きないことが大切。自分自身を大事にすること。そして、自分の目標達成を第一に考えて行動することで、アホが周囲から消えていく。

 

  • 何事も淡々と安定してこなしていくこと。

コツコツ、勝つコツ。いつか振り返ると意外に大きな実績が積み上がっている。それが自信の根拠になっていく。このような自信からくるオーラがアホに対する最大の武器になる。

 

  • 怒りは間違いなく判断を誤らせ自らを弱める。感情的になった人間についていく人は少ない。

冷静に相手(アホ)を観察して分析をする。怒りに任せて、相手を窮鼠ネコを噛む状態にまで追い込んではいけない。感情をコンスタントに保つこと。このような人がチョイギレをすることが相手に恐怖を与える。しかし、何度もは通用しない。いざという時、タイミングを見計らうことが大切。

 

  • 不遇の時に、逆境時に、人間は鍛えられる。冬の時代の過ごし方がとても大事だ。

筆者も経験をした。営業所長(管理職)から、降格ではないにしろ、外された。コロナ禍という混乱期、ある取締役に対して現場からの意見をとにかくぶつけた。それをどのように捉えるかは相手次第。扱いにくいと感じれば、権限を剝奪するのが筆者がいる組織であった。その後、取り組むべきと思うことを徹底し、他の取締役と新しい部署を創設することに。腐らず、真に必要だと思うことを考え抜き、実行する。冬の時代でも必ず誰かが見ている。

 

  • 自分に起こる出来事は常に途中経過。昨日の自分を越えられるようしなやかに生きていこう。

絶好調のときは終わりの始まり。苦難の中は成功の始まり。人生には勝ち逃げも負け逃げもない。一喜一憂こそ危うく無駄なもの。得意になったり、調子に乗ったりすることで地獄の扉を自分で開けることになる。

 

  • 発言は会議における必須事項であり、かつ物事を動かすための原動力。

日本は同調圧力の文化。黙っていることが美徳と言われる。しかし、これは過去の話。多様性が当たり前の現代では、黙っている=アホと思われる。自分と異なる意見を貴重だと考えること。そして発言するときは誰かを否定してはいけない。常にリスペクトを持ち、自信を持って意見を伝えていこう。

 

  • リスペクトがないと人は動かないし、人間関係は悪化する。

パワハラもセクハラもリスペクトの無さが発端。一流の人々はリスペクトを忘れない。相手の立場に立ち、相手との違いを理解し、自分にない魅力や能力を持つ相手のそういう点を心から尊敬する。一流が増えれば世界は大きく変わる。

 

  • 完璧でないから進化できる

むしろ完璧になってはマズい。自在に変化できる余力が人生には必要。そもそも完璧な人間などいない。世の中の変化を止めることができない。一時代の狭い世界で完璧に適応してはいけない。相手を変化させることはできないが、自分を変化させることはできる。変化を恐れなければ進化は続いていく。

 

  • 経験に裏打ちされた根拠ある実力でなければ、人生の後半まで長い期間にわたり成功を続けることはできない。

人生にまぐれ当たりや強運はある。しかし、そのような成功体験に甘やかされ、それを捨てることができないと自滅する。なかなか芽が出なくても、多くの失敗から学び、修羅場を学校としてきた大器晩成型の人は強い。

 

  • 人生で最も大事な資産は時間。時間は平等であり、おカネでは買えない。

どのような立場になっても、時間は常に平等。その時間を最も有効に活用するためには、常にハッピーであること。ハッピーは周りに伝わる。リスペクトも自分がハッピーでないと自然と生まれない。

 

  • 快適な居場所から出ないと人間は成長しない。

なんとか頑張れそうな自分の限界の環境、つまり、チャレンジが大切。チャレンジをして失敗しても、必ず成長できる。ただし、不相応な厳しい環境は厳禁。メンタルが崩壊するから。冷静な判断のもと、惰性から、甘やかしから抜け出してチャレンジを積み重ねていくこと。

 

  • 自分の身に起こったことの大半は自分の決断からきている。

自身が未熟ゆえに甘い決断から失敗になることも。しかし、評価の時間軸を変えてみると感謝したくなることも。最高の決断もなければ最悪の決断もない。どの時間軸で評価するかで変わるのが決断である。評価するのは自分自身。すなわち、すべては自分の心次第である。

 

 

 

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