こんにちは!PayPay経済圏の住人、教育業界20年以上のリタイア60です。
先日、Twitterオフ会で素晴らしいパパさんにお会いしました。
おはようございます😃
— ドキチキの🇺🇸株に狼狽投資❗️Teslaを400ドルで損切りした人 (@doki2chiki2) 2022年2月2日
本日で事実上、中学受験は終わり。小4にして見捨てるレベルだったムッスコ、2年間よくやった😭今のトコ、マーチ下位と同レベル校に合格🌸本人はブーブー言ってますがここに行く感じかな。今日が鬼ムズ校、頑張れ。
都立中受験の方、頑張って‼️受かりますように‼️
よかった、ムッスメが国立附属高に合格してました💮😆めちゃめちゃホッとしました。ツイッターで多くの方に応援していただき、本当に有難うございます。深く深く御礼申し上げますm(_ _)m
— ドキチキの🇺🇸株に狼狽投資❗️Teslaを400ドルで損切りした人 (@doki2chiki2) 2022年2月17日
あとは本命の公立に合格することを信じております。
保護者として、中高同時受験を乗り越えたドキチキさん。筆者も指導現場で多くの保護者と面談をしましたが、その中でも特に優れた教育法を実践していると感じました。
- 見習うべき子育て法
今回の記事では、Twitterオフ会でのインタビューをもとに、受験を乗り越えたあとにも成長を続ける子育ての秘訣をまとめました。目から鱗の話が盛りだくさんですよ!
1.将来の夢から逆算
ドキチキさんは「将来の夢からの逆算」を子供たちと「本気で」話し合っています。当たり前のように見えますが、本気で話し合うことは簡単にできることではありません。なぜかと言うと…
- 社会情勢を子供にわかりやすく伝えるのは難しい
小中学生に社会情勢を分かりやすく説明することは、あの有名な池上彰さんでも相当な準備をして初めてなし得ること。それを、ただ与えるだけでなく、そこから考えられる夢を、どのような進路を辿ることが実現に向けてベストなのかを「一緒に考えて」います。
- 多くの情報をわかりやすく与え、将来の選択肢を広げ、共に考え、最終決定は本人に委ねる
保護者自身が多くの情報を持つだけでなく、理解をした上で、子供たちが理解できる言葉で伝えること。ドキチキさんは、常に新聞や本を読み、自らの理解を深め、それらをTwitterでアウトプットすることでブラッシュアップしています。
- 答えや親の考えを押し付けないこと
最終決定は本人の意思に任せること。これが子供たちの責任感、主体性を高める要因になります。子供たちとの適度な距離感。これも良い関係性を築く秘訣でしょう。
2.できないことを叱らず、〇〇を叱る
受験生を抱える保護者は、子供の成績に対して敏感になるもの。しかし、常に好成績をキープすることは難しく、子供の成績は乱高下を繰り返すものです。
- 途中経過にこだわらない
- できないことより、「やらないこと」を叱る
模試の結果を手にした時のドキチキさん。どんな結果であろうと、その結果を叱ることはせず、以下の言葉を投げかけています。
- 〇〇だったね。だから勉強を「しよう」。
冷静に結果を分析し、決して命令口調では言いません。どうしても保護者の場合、感情移入してしまい、強い口調で言ってしまうもの。ドキチキさんは、以下の言葉も教えてくれました。
-
子供は小さな自分ではなく別の人物
この考えがあるからこそ、適度な距離感で話し合える親子関係が構築できていたのでしょう。
しかし、そんなドキチキさんも、「片付け」については厳しいようです。
例えば、大きな仕事を進めるには、段取りが重要です。仕事は「段取り8割」と言われるくらいです。また、デスクが綺麗な人は仕事がデキるとよく言われます。
ドキチキさん自身の社会人経験から感じた最も大切なことを、芯を持って子供たちに伝えているのです。
3.株式投資から視野を広げる
ドキチキさんは子供たちに株式投資をさせています。批判をする方もいるかもしれませんが、これがスゴイ!と思わざるを得ないのです。
- 世界の出来事を根底から理解させる仕掛けを実践している
単にお金を与えて株を買わせるのではなく、買う理由を調べさせ、日々の会話の中で世界情勢を理解できるようにディスカッションをした上で銘柄を選択させています。
これは非常にレベルの高い取り組み。なぜなら、保護者が世界情勢を、その背景も含めて理解しなければならないからです。だからこそ、保護者も多くの情報に向き合い、内容を精査し、理解を深めなければなりません。
- 勉強はリビング。保護者もそこで新聞閲覧と読書。保護者が学んでいる姿を見せる!
「学び」は受験期で終わることはありません。社会人になっても続きます。むしろ、社会人になってからの方が学ぶことは多いでしょう。親が学ぶ姿を見せているからこそ、子供たちは新聞や読書に対して抵抗感がなく、調べるツール、学ぶツールとして活用することができています。
- 親の背中を見て育つ
子供は保護者のことを想像以上によく観察しているのです。背中で語るその姿は理想的な保護者像でしょう。
4.受験期には喧嘩が当たり前
筆者が受験期を迎えたとき、両親はいつも喧嘩をしていました。インタビューをしている中で気になったので、思い切って聞いてみました。
- 喧嘩なんて日常茶飯事。時に家に帰るのが嫌なことも…
やはり、どんなに素晴らしい家庭でも夫婦喧嘩、親子喧嘩は起こるもの。受験期のピリピリした時期なら尚更です。
- どう受け止め、どう落とし所を見つけるか
こういう場面では、「話し合うこと」が欠かせません。お互いに主張を言葉で伝え、理解しあう努力をする。言葉を変えれば、喧嘩という名のディスカッションをするということ。
- 家族の中で「会話(ディスカッションレベル)」を日頃から取り入れること。
これこそが、受験後に燃え尽きない子供、受験に真の意味で打ち勝つ子供になるかどうかの分かれ道です。前述にもありますが、子どもは小さな自分ではなく、別の人格をもつひとりの人間です。最初は難しいかもしれませんが、話し合うという習慣を家庭に取り入れることが良いでしょう。
今回のインタビューでドキチキさんについて分かったこと。それは「人が好き」ということ。ご子息や奥様はもちろんのこと、多くの人と出会い、コミュニケーションを取ることが好きなようです。だからこそ成し得る「家庭内でのディスカッション」。
どのような保護者にも強みも弱みもあります。ご自身の強みを子供に引き継いでもらえるように、保護者も自分と向き合うことを日々行っていきましょう!
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