仕事をしながら資格取得に向けて勉強をする人は近年増加中です。この記事にたどり着いたあなたも、間違いなくそのひとりでしょう。
この資格を取ろう!と思う動機はいくつかあると思います。
- 今の仕事に役立つ
- 新しいことに挑戦するために必要
- 知識を持っていることを証明するため
- その他
私自身、ここ数年、「ビジネスパーソンとして恥ずかしくない知識を身に着けよう」という動機で、いくつかの合格しやすい資格試験に挑戦してきました。
仕事と勉強の両立は簡単なようで難しいと思われがちですが、無理をしない勉強方法で以下の資格を獲得できました(2024年7月時点)。
今回の記事では、ビジネス実務法務2級に合格した方法をお伝えするとともに、無理なく勉強を継続する秘訣をお伝えします。
1.使用した教材
テキストと問題集の2冊でビジネス実務法務2級は合格可能です。実際に使ったのは以下の2冊です。
- この1冊でしっかり受かる!ビジネス実務法務検定試験®2級テキスト&問題集(成美堂出版・2,300円+税)
- ビジネス実務法務検定試験®2級公式問題集(中央経済社・3,300円+税)
公式問題集は必ず購入して使いましょう。試験当日、公式問題集から類似問題がそこそこ出題されます。また、出題形式にも慣れておくためにも必要です(ビジネス実務法務2級は問題文が長い)。
テキストは成美堂出版のものがおすすめ。説明図解やキャラクターからのワンポイントアドバイスなど、初学者でも取り組みやすい構成になっています。そして、過去問や予想問題も掲載されており、隙間時間に問題を解くことができるのが高評価です。
Q:なぜ公式テキストを利用しないのか?
A:3級知識の記載が少ないから。
公式テキストは、紙面の見た目から敬遠してしまう初学者が多いと思います。私もそのひとりでしたので(笑)。それ以外に、3級を合格(というか、知識がほぼ完璧に身についていること)が前提で執筆されており、3級合格から間があいてしまうと、忘れている知識を補完するのに苦労するという面があります。
それでは、上記2冊を使ってどのように勉強をすすめたのか?テキストや問題集の使い方、仕事と勉強の両立について紹介します。
2.仕事と勉強の両立はできる?
仕事と勉強の両立は難しいと思うでしょうが、実はそんなことはありません。私が資格試験勉強の時に意識しているのは、以下の5つです。
- 毎日30分以上勉強する
- 通勤時間(電車内)を利用する
- 休日は問題集を優先して解く
- テキストと問題集を3回以上繰り返す
- テキストと問題集の1回目はサラッとでOK
ビジネス実務法務2級試験の前には、知的財産管理技能検定3級の勉強をしていましたので、実際の勉強期間は3か月間でした。
- 毎日30分以上の勉強は大変ではないのか?
これ、意外と楽なんです。通勤電車の中での勉強(テキストを読む)もこの30分に含みます。つまり、仕事で疲れた日には、帰宅してから勉強しない日も。
- 無理をしないこと、通勤時間を使って無駄を省くこと
私は片道約70分ほど電車に乗っています。30分程度テキストを読んだあとは、大好きなソシャゲ(ウマ娘プリティダービー)をやっていました。帰りも30分程度テキストを読んだあとにソシャゲ。これで平日は60分は勉強したことになります。そのため、帰宅してから勉強しなくてもOKなのです。
- 「1回目はサラッと」が大切
1回目のときは、テキストや問題集の内容わからなくて良いのです。間違えて良いのです。まずは1回目をサラッと終わらせること。勝負は2回目から。
1回ですべてを覚えるのは無理です。それができるなら、きっと今頃、違う仕事をして、もっと稼いでいることでしょう。私は平凡なビジネスパーソンですので、繰り返して記憶を定着させるという手法をとりました。
1回目で「ふ~ん、こんな感じの知識が必要なのか~」程度。そしてサラッと最後まで進めることで、ゴールが見えてきます。勉強をするうえでゴールが意識できるかできないかは大きな差になります。
たったこれだけで仕事と勉強が両立できるのか?と思うかもしれませんので、次に「勉強を続けるコツ」を紹介したいと思います。
3.勉強を続けるコツ
勉強を続けるために大切なことは2つ。
ひとつ目は「毎日取り組む」こと。ただし、無理は絶対にいけません。
そして、一番ダメなのは「昨日は長時間やったから、今日は勉強しなくていいや」という考えです。
確かに気分がのらないときもあります。しかし、そういう日でも30分は勉強をしましょう。たった30分で良いのです。
やる気が出ないときは、無理をせず、30分やって終わり。それ以上はやりません。自分が好きなことをして過ごしましょう。
毎日取り組むことが大切な理由は、資格試験の知識に毎日触れることで、知識が定着しやすくなります。昔から言われる「エビングハウスの忘却曲線」の理論ですね。
1回で覚えられなくても、毎日触れて、毎日目にすることで、自然と覚えていきます。無理に暗記しようとしなくて良いですし、毎日触れていくと自然と理解も進みます。
ふたつ目は「SNSを使って発信する」こと。
私の場合、休日は勉強開始とともにX(旧Twitter)でポストします(もしよかったら、記事の最後にアカウントへのリンクがあるので覗いてみてください)。
励ましのリプライを頂くこともあれば、「お互い頑張りましょう」的なリプライを頂くことも。また、自分からも資格試験の勉強を頑張っているアカウントにリプライを送ることも。
つまり、同じ目標を持っている人や、学びに向き合っている人との繋がりをつくっていくのです。すると、少しやる気が出ないとき、気分がのらないときでも、頑張っている他の人の姿を見ることになります。そうすると、「もう少しやるか~」という気分になるものなのです。
4.まとめ
- 毎日少しの時間を積み重ねていくこと
今日から毎日3時間勉強頑張るぞ!というのは、恐らく9割以上の人間には不可能なことです。毎日3時間勉強できる人は、それ以前に、毎日少しずつやっているひとです。いきなりできるひと、それを続けられるひとはほとんどいません。
Q:では、なぜ30分なのか?
A:初めての小学校の授業は40分だったから。
人生で初めての勉強、初めての授業はたしか40分だったと記憶しています(間違っていたらごめんなさい)。社会人になり、勉強や授業から長い期間離れていた人にとっては、小学生よりも短い時間から始めるのが一番です。私自身、今では平日は合計90分前後、休日は2時間前後の学習を日々積み重ねることができるようになりました。
もちろん、遊ぶこと、趣味に打ち込むことも忘れていません。
- YouTubeチャンネルの運営を行っています。
- ソシャゲはウマ娘プリティダービーをはじめ、ブルーアーカイブやエバーソウルなどを並行して稼働しています。
- この記事のように、ブログ運営も行っています。
- もちろん、本業のお仕事も。
前述していますが、「無理をせず、無駄を省くこと」で、小さな時間の積み重ねの習慣が今の自分を築いていると思います。
これからも、資格試験の勉強をはじめ、時間を有効利用して、様々な活動を行っていくつもりです。Xアカウントにフォロー&コメントを頂ければフォローバックいたします。一緒に資格試験合格へ向けて日々勉強していきましょう。
5.お知らせ
筆者はリタイア60の名前でSNSをはじめとした発信活動を行っています。ご興味がある方は是非ご覧ください。