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PayPayポイント運用・600日間の運用実績から検証した最適な運用方法とは?【チャレンジコース・自動追加・放置】

PayPayポイント運用・600日間の運用実績から検証した最適な運用方法とは?【チャレンジコース・自動追加・放置】

 

こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です。

 

PayPayポイント運用週報を経過して86週目となりました。86週×7日間=602日。つまり、チャレンジコース自動追加放置をし始めてから600日以上が経過したことになります。

 

これからPayPayポイント運用を開始する方や、すでに利用している方、運用方法で悩んでいる方へ向けて「実践を通したリアルな情報」をお届けします。

 

最後には「積立とデイトレのどちらが良いか?」を検証。今後の運用方法の参考にしてください。

 

 

 

1.PayPayポイント運用600日間の軌跡

PayPayポイント運用600日間の軌跡(86週目まで)の推移グラフ

 

毎週土曜日にPayPayポイント運用の状況を報告する週報。スクリーンショットを利用して、実際の運用状況をお伝えしてきました。86週分のデータをまとめたグラフが上図です。

 

運用開始は2020年12月5日。追加総額(赤色)は自動追加ですので、右肩上がりで上昇。運用総額(青色)運用損益額(黄色)も途中までは順調に増加傾向。

 

  • コロナバブルの恩恵

 

コロナバブルで世界的に金融緩和が行われ、新型コロナウィルス感染拡大による経済停滞に対抗。同時に生活様式が大きく変わり、IT企業が大幅躍進をしました。

 

S&P500過去5年間のグラフ。新型コロナウィルス感染拡大以降は右肩上がり。

 

しかし、コロナバブルの崩壊(金融引き締め)がささやかれ始めたと同時に、ロシアがウクライナへ侵攻を画策し、全世界を巻き込む戦争へと発展。その結果、エネルギー問題など、様々な問題が発生し、株価は急落。この影響により、筆者の運用損益額は現時点で含み損の状態に。

 

もし、最も高い時点でPayPayポイントを引き出し、安くなってから再び追加していれば…(後悔)。

 

チャレンジコース一択、自動追加で放置をし続けて600日間。運用損益額が最大、つまり、ポイントを引き出すタイミングはいつだったのか?そして、いくらぐらいの利益となっていたのか?確認していきましょう!

 

 

 

2.運用損益額・+52,104円!

PayPayポイント運用・600日間で含み益が一番大きかった時。

 

上図の推移グラフを見ても分かる通り、右肩上がりで続伸。撮影は2022年1月1日。この時の運用損益額は+52,104円。運用損益率は+57.09%と、1.5倍以上に増えたことになります。この時のS&P500の値動きを振り返ってみましょう。

 

S&P500の値動き。史上最高値を更新し続けていたところが売り時だった。

 

新型コロナウィルス感染拡大発覚時の大幅下落後。しかし、リーマンショックなどの経験から、世界各国の経済政策・金融政策が迅速に発動。S&P500は大き下落を短期間に収めることができました。

 

【世界各国で行われた主な金融政策】
  • 米ドルスワップ
  • 利下げ
  • 資産買い入れ
  • 貸付、流動性供給
  • 預金準備緩和
  • 為替介入

 

新型コロナウィルス感染拡大は長期間に及ぶ戦いになり、金融緩和の政策は長く続くことになりました。その結果、株価は右肩上がりを続けることに。当時は「史上最高値を連日更新」となり、投資界隈は異常なほど熱を帯びていました。

 

しかし、2022年になると、金融緩和の出口戦略(利上げ)がFRBで本格検討へ。また、年明け前から話題になっていたロシアのウクライナ侵攻の情報により、少しずつ株価が下落を開始。2022年2月24日、侵攻が実行され、S&P500が下げ止まらない状態になりました。

 

チャレンジコース一択で自動追加をしている筆者のPayPayポイント運用は、含み損という長いトンネルへ突入し、一時は大きなマイナスとなってしまいました。

 

 

 

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3.運用損益額・▲42,772円!

PayPayポイント運用・600日間で含み損が一番大きかった時。

 

2022年6月18日。過去最低の運用損益額を叩き出しました。

 

  • 運用損益額が▲42,772円

 

先程の最大の運用損益額は+52,104円でしたから、約95,000円分の差が出ているのです!もったいない!

 

新型コロナウィルス感染拡大による金融緩和は、物価上昇の影響を鑑み、出口戦略へと移行。利上げを複数回に分けて実施することがFRBで明言されました。

 

同時に、ロシアがウクライナへ侵攻を開始(2022年2月24日)。EUや米国を筆頭に、多くの国々がロシアに対して経済制裁を行いました。

 

S&P500の値動き。次の買い時は今?再びS&P500は上昇するのか?

 

経済制裁の結果、ロシアからのエネルギー輸出が停止し、さらに、ウクライナからの半導体原料の輸出も停止。そもそも両国への各国からの輸出が止まるなど、経済に大きな影響を与えました。

 

そして、この戦争は長期化へ突入。2022年7月時点でも、利上げとウクライナ侵攻、新型コロナウィルス再拡大など、まだまだ苦難を強いられる状況が続いています。

 

経済が大きく成長するきっかけが見えない現在。誰でも投資で儲かるということはなくなりました。

 

 

 

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4.検証・積立、デイトレ、スイングのどれが良いか?

①結論から言うと…

積立運用とデイトレ、スイング。どの投資スタイルがPayPayポイント運用には合うか?

 

ここまでご覧いただいてわかる通り、600日間の運用期間中、栄枯盛衰、さまざまな場面に遭遇しました。チャレンジコースへ自動追加の積立運用を継続してきて、改めて感じた結論がこちら。

 

600日間を振り返った結論
  • チャレンジは「デイトレ」「スイング」
  • スタンダードとテクノロジーは「積立運用」「スイング」

 

もし、インカムゲインがあれば、チャレンジコースでも積立運用は有効。しかし、これがない状態では、運用損益額上昇には経済成長にしか期待ができないということに。

 

  • 利確は正義!

 

通常の資産運用であれば、インカムゲインによる複利効果を活かすことが可能ですが、ポイント運用ではそれができません。良いタイミングで利確し、再び下がったら追加。これを繰り返すことが、ポイント資産増加に効率的だとわかりました。

 

しかし、利確や再追加で注意しなければならないことがあります。

 

  • 利確にはマイルールを!
  • 追加には手数料がかかる!

 

PayPayポイント運用でかかる手数料に注意しながら、利確と損切りのタイミングをどうするかを設定すること。利確も損切りも、一番の敵は自分自身の精神面となります。迷うことなく動くことができるようにするためにマイルールは必要なのです。

 

 

 

②追加時の手数料を確認

改悪と言われたPayPayポイント運用の有料化。サービスの維持と向上には必要不可欠か。

 

PayPayポイント運用は、リリース当初は完全無料のサービスでしたが、2022年3月に一部有料化へと改定されました。

 

【PayPayポイント運用手数料概要】
  • 1回につき100円以上の追加の際にスプレッド相当額が手数料としてかかる。
  • スプレッド相当額とは、追加の際に、選択したコースの参照資産の価格に1.0%を考慮したうえで控除される額(1回の追加金額が100円未満の場合と引き出し(交換)の際は不要)。

 

PayPayポイントの追加を99円ずつ行えば手数料は無料。PayPayポイントを「貯める」の設定にして、こまめに手動で追加を行うことができる方なら、手数料無料で使い続けることが可能です。

 

  • チリも積もれば山となる!

 

手数料を節約できる方法があり、それほど手間がかからないと思うのであれば、節約はするべきでしょう。

※筆者は自動追加・放置でしたので、手数料が取られるケースが何度も発生しています。手間は一切かからないというメリットはありますが…。

 

 

 

③【予告】新しい運用方法を検討中

第100週目を節目として、新しい運用方法を実践する予定で準備中。

 

チャレンジコース一択、自動追加、放置のPayPayポイント運用も第100週目に近づいてきました。ここを節目に新しい運用方法を検討しています。

 

  • ポイント運用でより多くの利益を得る!

 

この先、100週=700日間の検証で、PayPayポイント運用における長期積立運用の成果はある程度実証できるでしょう。現時点で、良い面と悪い面の両方を経験することができたのは成果でもあります。

 

  • インカムゲインがない=自動追加・放置では複利運用は実現できない

 

長期積立運用において、複利運用ができないのは非常に厳しい。ポイント資産を加速度的に増やすことができないということになります。

 

  • 第100週目を達成後に新たな運用法の実践開始!

 

新たな運用法についてはある程度準備は完成し、現在はマイルールやブログ投稿スケジュールの最終調整をしています。詳細は第100週目を達成後に公開予定。まずは100週達成を目指して、自動追加で放置をしていきます。乞うご期待!

※記事最後に600日間のPayPayポイント運用実績表を掲載しています。

 

 

 

5.お知らせ

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上記以外にも様々なカテゴリーで記事を発信しています。興味があるカテゴリーがございましたら、是非ご覧になってください。

 

 

 

6.参考:運用状況一覧

週報日付 運用総額 追加額 損益額
2020/12/5 1 5,766 5,159 607
2020/12/12 2 6,384 5,949 435
2020/12/19 3 10,257 9,411 846
2020/12/26 4 10,594 9,891 703
2021/1/2 5 11,540 10,402 1,138
2021/1/9 6 12,898 10,937 1,961
2021/1/16 7 13,183 12,007 1,176
2021/1/23 8 14,979 12,910 2,069
2021/1/30 9 14,254 13,627 627
2021/2/6 10 18,750 15,725 3,025
2021/2/13 11 23,644 19,831 3,813
2021/2/20 12 26,246 22,995 3,251
2021/2/27 13 25,962 24,432 1,530
2021/3/6 14 27,894 25,331 2,563
2021/3/13 15 31,813 26,774 5,039
2021/3/20 16 33,258 29,151 4,107
2021/3/27 17 36,379 30,349 6,030
2021/4/3 18 41,350 33,152 8,198
2021/4/10 19 44,943 34,306 10,637
2021/4/17 20 49,200 36,992 12,208
2021/4/24 21 57,397 45,679 11,718
2021/5/1 22 39,555 27,159 12,396
2021/5/8 23 41,253 27,764 13,489
2021/5/15 24 42,958 30,668 12,290
2021/5/22 25 48,712 37,032 11,680
2021/5/29 26 52,181 38,359 13,822
2021/6/5 27 53,489 38,937 14,552
2021/6/12 28 56,879 41,533 15,346
2021/6/19 29 53,982 41,927 12,055
2021/6/26 30 59,675 42,279 17,396
2021/7/3 31 63,108 42,760 20,348
2021/7/10 32 66,796 46,064 20,732
2021/7/17 33 66,470 47,740 18,730
2021/7/24 34 72,163 49,263 22,900
2021/7/31 35 72,700 50,855 21,845
2021/8/7 36 75,958 51,867 24,091
2021/8/14 37 78,608 53,429 25,179
2021/8/21 38 80,086 56,002 24,084
2021/8/28 39 86,137 58,196 27,941
2021/9/4 40 89,083 59,732 29,351
2021/9/11 41 86,513 61,360 25,153
2021/9/18 42 86,411 63,610 22,801
2021/9/25 43 89,474 64,152 25,322
2021/10/2 44 86,160 66,376 19,784
2021/10/9 45 89,540 67,132 22,408
2021/10/16 46 98,374 69,053 29,321
2021/10/23 47 102,928 70,067 32,861
2021/10/30 48 109,778 71,388 38,390
2021/11/6 49 116,181 72,283 43,898
2021/11/13 50 117,085 73,180 43,905
2021/11/20 51 120,306 75,044 45,262
2021/11/27 52 113,065 77,630 35,435
2021/12/4 53 114,711 83,976 30,735
2021/12/11 54 133,101 87,513 45,588
2021/12/18 55 127,489 88,761 38,728
2021/12/25 56 137,194 90,140 47,054
2022/1/1 57 143,369 91,265 52,104
2022/1/8 58 138,722 94,533 44,189
2022/1/15 59 138,675 96,713 41,962
2022/1/22 60 115,879 98,439 17,440
2022/1/29 61 122,361 100,730 21,631
2022/2/5 62 130,758 103,844 26,914
2022/2/12 63 125,882 105,272 20,610
2022/2/19 64 122,268 108,395 13,873
2022/2/26 65 126,280 109,459 16,821
2022/3/5 66 122,320 111,524 10,796
2022/3/12 67 116,531 113,800 2,731
2022/3/19 68 145,586 116,875 28,711
2022/3/26 69 157,779 118,709 39,070
2022/4/2 70 160,214 120,710 39,504
2022/4/9 71 160,242 124,523 35,719
2022/4/16 72 159,250 131,427 27,823
2022/4/23 73 150,507 135,339 15,168
2022/4/30 74 141,672 138,754 2,918
2022/5/7 75 139,855 139,673 182
2022/5/14 76 130,438 142,072 ▲11,634
2022/5/21 77 121,379 145,911 ▲24,532
2022/5/28 78 147,660 147,333 327
2022/6/4 79 147,185 149,178 ▲1,993
2022/6/11 80 131,625 151,831 ▲20,206
2022/6/18 81 111,442 154,214 ▲42,772
2022/6/25 82 135,452 156,171 ▲20,719
2022/7/2 83 130,218 160,185 ▲29,967
2022/7/9 84 157,029 176,168 ▲19,139
2022/7/16 85 155,296 177,132 ▲21,836
2022/7/23 86 165,037 178,685 ▲13,648