最近では副業を解禁する企業も増えていますが、まだまだ少ないというのが実情。
- 「明日から副業解禁だよ」と言われたら、あなたはすぐに動けますか?
多くの方が「何をして良いか分からない」という状況に陥るでしょう。そこで今回は「副業禁止の企業でもバレずにできるおすすめ副業」を紹介します!
- ◎:株式投資
- ◯:ブログ・アフィリエイト・せどり・特技系
副業解禁になるまでの間にスキルを身につけておきたいサラリーマンは必見ですよ!副業がバレない為の確定申告の注意点も簡単に記載しますのでお見逃しなく!
1.なぜ副業がバレてしまうのか?
副業禁止の企業でなぜ副業がバレてしまうのか?理由はとても簡単!
- 副業がバレる理由は「住民税」!
副業で利益を出した場合には確定申告が必要です。勘違いしやすいのが「20万円以下の所得(収入)なら申告不要」という事。これは「所得税」にのみ適用され、「住民税」には適用されません。その為、副業で利益を出した場合には、20万円以上であろうとなかろうと、原則は確定申告が必要なのです。
ただし、副業の確定申告をするときには以下に気を付けてください!
- 「住民税は自分で納付する」にすること
これを忘れると、本業として勤めている副業禁止企業に住民税通知が行ってしまい、本業給与以外の収入があることがバレてしまいます。要は副業をしていることがバレるということです。
本業の企業に副業がバレる理由の殆どがこれです。もし勤め先が副業禁止企業の場合は絶対に注意してください。
2.イチオシ副業は株式投資
2022年度から高校の家庭科で株式投資を学習することをご存知でしょうか?教育の中に株式投資を取り入れることは、すでに米国で実施されています。それを真似するということもありますが、かつて取り上げられた「老後2,000万円問題」もひとつの要因だと考えられます。
教育の変化によって、これからの新社会人のほぼ全員が株式投資について学校で学んでいるという時代になります。
それでは、なぜ株式投資がイチオシの副業なのか?ポイントを3つに絞ってお伝えしていきましょう。
- 【ポイント1:特定口座(源泉徴収あり)】
本業がサラリーマンであれば、証券口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」にすることがオススメ。株式投資の場合、売買利益と配当金には税金がかかります(所得税15.315%、住民税5%の合計20.315%)。
特定口座(源泉徴収あり)の場合は、
- 利益及び配当金が発生した時点で税金が自動的に支払われる
自分で確定申告をして納付するという必要がなく便利ですね。副業が会社にバレる原因の住民税の支払いが自動的に終わるので安心して株式投資に打ち込むことが出来ます。
- 【ポイント2:海外への投資】
最近の株式投資は海外企業へも手軽にできる時代に。少子高齢化の日本は、今後の経済成長が海外より見込めないという見方が多い。
もちろん、まだ可能性もあるので国内株にも注目です。しかし、より成長力の高い海外企業へ投資することで、
- 効率的に利益を獲得&スピーディーな資産形成が可能
このチャンスを逃してはなりません!
- 【ポイント3:分散投資のETF】
これらを全て解消してくれる金融商品があります!それが「ETF」です。
通常の個別株での取引より手数料が若干高めですが、リスク回避の費用と考えれば安いものです。
多くの種類があるETFですが、私が特におススメしたいのが以下の海外ETFです。
- S&P500関連のETF
- 全世界株式(オールカントリー)関連のETF
この2つは「株式投資の王道」と言われています。
S&P500は米国企業への分散投資、全世界株式は米国をはじめとした世界各国の有名企業への分散投資になります。
株式投資において、分散投資はリスク軽減策の代表的存在。1つのETF銘柄で多数の有名企業へ投資できるメリット、そして海外企業への投資ができるメリットは多くの個人投資家から高い評価を得ています。


ご覧の通り、2つのETFはコロナショックがありながら、その後は安定した右肩上がり。
副業を禁止している会社にバレるリスクが一切ないこのような株式投資は絶対にオススメ!副業に迷われている方は、まずは証券口座の開設から検討してみてはいかがでしょうか?
3.副業はサブ!本業を蔑ろにしないこと
副業を始めていくと多くの方が一定の成果を出します。成果が出てくるとより一層副業に力を入れ始めていくのですが、この時期に注意が必要です。
- 副業のライバルには、それを本業としている方がいる
これを忘れてはいけません。成果が出続ければ「副業でもやっていけるのでは?」と思ってしまいますが、ここで一度深呼吸をしてください。
それでは、冒頭で明記した株式投資以外のおススメ副業について簡単に確認していきましょう。
ブログ運営(アドセンス&アフィリエイト)
アドセンス収益の代表例はGoogleアドセンス。最初に審査に合格することから目指していかなければなりません。スタートまでにはそこそこ時間がかかります。それに対してアフィリエイトは様々なサイトがあり、即時提携の企業も用意されているので始めるのは比較的簡単です。しかし、
- どちらもそう簡単には成果報酬は発生しません。
アドセンスは広告クリックが主な収益源。アフィリエイトに関しては、どれだけユーザーをひきつけられるかの表現力の勝負。それなりの収益を上げるには、両方ともスキルが必要です。
ブログ運営はかなり労力がかかる副業。個人も企業もWEB上のすべてがライバルですので、ライバル数は無限大。
ただし、継続していくことで安定したお小遣い程度を獲得できるようになりますので、チャレンジしてみる価値はあります。
せどり
やり方次第で十分に稼ぐことができるのが「せどり」。最近では人気急上昇中!ただ、注意が必要なことは、
- 1つの店舗を経営するくらいの意識が必要
在庫管理と在庫リスクのコントロール、帳簿も細かくつけていくマメさが求められます。さらに「品定めをする眼力」「流行情報を敏感にキャッチする能力」が必要。
せどりは稼げる可能性が高い分、ライバルが多数います。大量仕入れで安価販売をする企業もライバルになります。さらに実店舗も同じ商品を扱っていればライバルに。
成功の秘訣は「仕入れ」にあります。
- ライバルより効率良く仕入れができるルートの確立
副業としてはレベルが高い方だと思います。
特技を活かしたビジネス
様々な特技をビジネスにするアプリが流行中。似顔絵ひとつ、アクセサリー作成ひとつ、プログラミングひとつ、どれをとっても個人で簡単にビジネスができるのが特技系ビジネスの強み。
しかし、副業としての特技系ビジネスでは注意点があります。
- 案件を請け負いすぎてはいけない!
主にアプリを経由して依頼が舞い込みますが、請負すぎることでプライベートの時間が削られ、本業にも支障が出ることもあります。
趣味や特技を販売するのですが、それが重荷になってやめてしまう人も。
無理をしない程度に仕事量を抑えることが、長く副業として稼いでいく秘訣です。
4.まとめ
副業禁止の企業に勤めているサラリーマンであっても、副業を開始した方が良いということはお分かりになりましたでしょうか?
しかし、労力や費やす時間などが「本業<副業」となってしまうのは本末転倒。始めてみるとわかるのですが、
- 本業と同程度の金額を副業で稼ぐことは簡単ではない!
これからの時代を生き抜くには副業は必要不可欠。もし副業が軌道に乗ってきて「この稼ぎで生きていける!」という自信が出てきたら、副業を本業にしていけば良いでしょう。
充実した人生100年時代を過ごせるように、出来ることから初めてみましよう。