たばこを吸うも吸わないも自由。ですが、愛煙家の方々は大いなる可能性を持っている人達なのです。実は、愛煙家の方々は投資家に必要な要素を持ち合わせているのです。
この記事は、愛煙家の方だけでなく、家族を禁煙させたい方、自分で禁煙をしたい方などにも参考になる内容です。
※私は、たばこは「マナーを守ればOK」という考えの持ち主です。
1.タバコを吸う=財力がある!
2021年8月現在、たばこは1箱540円(銘柄によって異なる)。
最近は少なくなりましたが、かつてヘビースモーカーと言われる方は1日2箱程度は吸っていました。現在も愛煙家の方は恐らく1日半箱~1箱くらいの喫煙量ではないでしょうか?
仮に1日1箱を消費する場合を考えてみましょう。
- 30日間(1ヶ月)で17,000円。
毎月この程度の出費をしても生活をしていくことができるという財力。
この財力は投資家になる素質と言っても過言ではありません。
どういうことなのか?実際に計算をしてみるとよくわかります。
※計算には「金融庁資産運用シミュレーション」を利用。
恐るべき複利効果!40歳の方が70歳になるまでの30年間、毎日たばこ1箱を削るとこうなるのです。高級外車を新車で購入できそうな金額。これに年金を加えれば老後はそれなりの生活をしていけます。
愛煙家の方はこれだけの財力を秘めている、つまり、投資家の素質が十分にあるということです。
2.たばこの税金>投資の税金
- たばこ1箱540円のうちの61.8%は税金である
このことをご存知でしょうか?商品を購入した時の税金が61.8%。このような商品は国内にどれだけあるでしょうか?恐らくたばこだけです。
この税金について1ヶ月で換算すると、
- 333.97円✕30日間=10,019円/月
たばこ1日1箱で17,000円/月の費用。そのうちの10,000円強は税金。この税金を何とも思わず払える愛煙家の方々は偉大な投資家になる素質があります。
どういうことか?投資に関わる税金について確認しましょう。
株式投資等で利益を獲得した場合、その利益に対して税金が掛かります。
合計で20.315%。投資家の方々はこの税金を嫌っています。しかし愛煙家の方々はこの約3倍の税金をたばこを通して支払う高額納税者。
投資では、この20.315%の税金が理由で利確をためらう方もいますが、たばこに掛かっている税金を考えたら、ためらう必要がない割合。
- 思い切った判断で株式売買ができるという素質を持っている
愛煙家の方々はこの素質を野放しにしていてはもったいない!
3.たばこ代で株主になれる!
愛煙家の方々は本当に日頃のたばこ代で株主になることができるのか?たばこの販売元であるJT(日本たばこ産業)の株で考えていきましょう!
- 1単元100株=216,100円
- 216,100円÷540円/日=約400日
たばこをJTの株へ置きかえると、約400日後には株主として1単元保有できます。ネオモバイル証券なら、1株から購入可能ですので、少しずつ積み上げていけば400日経つ途中で配当金を受け取ることも可能。
- もっと早く1単元保有する株主になりたい!
ここまで読んでそう思った方はこちらの企業はいかがでしょうか?
1株がたばこ1箱以下。そして配当利回りは4%後半~5%。
- 1単元100株=45,750円
- 45,750円÷540円/日=約85日
なんと3か月弱でENEOSホールディングスの単元株保有の株主に大変身!毎年少なくても4%以上は配当金で戻ってきます。
2022年3月期の予測では、年間2,200円/1単元(税引前)の配当金を手に入れられるのです!これを再び投資へ回していくと、先程の金融庁資産運用シミュレーション通りの金額になるのです。
- 財力があり、税金を気にすることもなく、今支払っているたばこ代を株式に置き換えるだけ
これだけで投資家、そして資産家へと変身を遂げることができる。それが愛煙家の方々の秘めたる素質なのです。
4.今回のまとめ
私はたばこを否定も肯定もしません。個人の自由だから。喫煙者を卑下する方もいますが、それはそれで問題です。
マナーを守らない喫煙者に対しては徹底して然るべき対応を取るべきですが、マナーを守り、周りに迷惑をかけずにたばこを楽しんでいる方に何も罪はありません。
もしそれでも罪だというのであれば、日本という国自体に罪があります。
嗜好品であるたばこは成人であれば自由に購入できます。ただし健康被害のリスクがあるので、マナーを守って喫煙をする。ただそれだけです。
- お金は使い方次第で人を幸福にも不幸にもする
どのように使うことが正解なのか。是非この機会に一度考えてみてはいかがでしょうか?