こんにちは!PayPay経済圏の住人、リタイア60です。
新型コロナウイルスが本格的に日本で感染拡大し始めた2020年3月。日本だけでなく世界全体で大きく株価が下落。それから1年強が経過した2021年5月。私が居住する東京都を中心に3度目の緊急事態宣言が発令中。このような厳しい情勢の中、個別株の株価を見ると以下の3つに分かれています。
- 株価を回復できた企業
- 落ち込んだままの企業
- 更なる成長を遂げた企業
今回は私の購入銘柄やウォッチ銘柄を中心に、少しでも投資初心者の方の参考になるような銘柄のご紹介をします。タイトルにある「これからの投資は○○へ」最後まで読んで頂くと答えが見えてくると思います!
※株式市場におけるコロナショックを2020年3月16日と仮定。伸び率はコロナショック時の株価を基準に算出。
1.国内は超有名企業も苦しい戦い
①JT(日本タバコ産業)
高配当銘柄+選べる株主優待が人気の秘訣。コロナショックからは回復傾向。しかし、それ以前の株価まで現時点では戻らず。たばこに対するイメージがかなり悪化しているところが痛手。
- 高配当と言いつつも、配当性向がかなり高い。
その為、一度減配となったが、今後の業績次第では更なる減配の可能性が残る。業績回復と配当維持が出来れば再び浮上する可能性を秘めている銘柄。頑張れ!「ひと」の「とき」を想う、JT!
②三井住友フィナンシャルグループ
言わずとしれたメガバンクグループ。高配当銘柄であり、安定した業績が魅力の一つ。コロナショックから55%程度の伸びを示している優等生。コロナショック前との比較でも遜色ないレベルまで回復。メガバンク銘柄は三菱UFJやみずほも人気は高いまま。
- 投資銘柄に迷ったら間違いなくおすすめです!
三井住友フィナンシャルグループ様、いつもお世話になりありがとうございます!
③ENEOS
「エネルギーを素敵に、ENEOS」でおなじみの企業。エネルギー分野だけでなく、石油・天然ガス開発、金属関連の事業も展開。1株の価格が安く、投資初心者にとって購入ハードルが低くておすすめ。
- 配当利回り4%超の高配当銘柄
三井住友フィナンシャルグループと同じように、コロナショックからの伸び率50%以上をたたき出し、コロナショック直前には戻りつつある。まだ伸びる可能性を秘めている優良銘柄。
④ここまでのまとめ
ご紹介した3つの銘柄は、どれもコロナショックから立ち直りつつあります。ネット上でも優良企業として人気の高いこれらの銘柄ですが、見て頂いてわかる通り、コロナショック以前にはまだ戻っていないというのが現状です。
コロナショック後のスタート地点に立った3銘柄。企業としての戦いはまさにこれから。特にJTはまだ戻り切っていませんので、早いところ業績を伸ばし、株主が喜ぶ報告をしなければなりません。ただ、それぞれが注目銘柄であるのは間違いありません。
- JT
- 三井住友フィナンシャルグループ
- ENEOS
もし銘柄選びに迷われた方は、こちらの3銘柄をご検討頂ければ幸いです。
2.【悲惨】コロナだけじゃなかった企業
①ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社はさすが通信会社というだけあり、コロナショックからの戻りもすぐにありました。しかし、ソフトバンクグループが2020年8月にソフトバンク株式会社の保有株を売却すると発表。実に20%強の株式数。大株主が保有株を手放すという発表を受け、需給悪化を懸念しての売りがかなり多くなり、株価が急落。
この発表がまさにソフトバンク株式会社にとっての、いや、株主皆様にとっての「ソフトバンクショック」。しかし、そこからの盛り返しが凄い!急落したものの、再びコロナショック直前まで戻すという強さ。これからもソフトバンク株式会社から目が離せません。
②ここまでのまとめ
コロナショックよりも大きなショックは企業それぞれに存在します。大株主、特に筆頭株主の動き次第で大きく変わる株価。
例えばJTの大株主には財務大臣がいます。JTも国の方針次第で株価が大きく変わってしまうという怖さがあります。
確かにコロナショックは株式市場にとっては大きな出来事でした。しかし、企業それぞれにはさらに大きなショックも存在するということを必ず覚えておいてください。
株式投資は必ず儲かるということはありません。リスクを伴うからこそリターンが存在するということを忘れずに。
3.日本でも有望な企業はある!?
①菱洋エレクトロ
菱洋エレクトロは国内個別株としてはコロナショック後も安定して伸びている企業の一つ。集計時点でのコロナショックからの伸びは約40%ですが、もう少し前の段階ではもっと伸びていたのが分かります。
コロナショックという逆風をうまく追い風に変換してどんどん突き進む企業。グラフを見て分かる通り、短期的な株価の上下はそれなりにあります。もしかしたらデイトレ向きかも知れませんが、長い目で見ればまだまだ成長する気配があります。
配当利回りも4%を超える高配当銘柄としておすすめできます。
②TAKARA&COMPANY
値動きをご覧頂いて分かる通り、こちらも動きは激しい銘柄。コロナショックで一瞬株価が下落しましたが、あっという間に復活!大きく跳ね上がる瞬間も!
緩やかではありますが、長期スパンでの成長も伸び率23%と頑張っています。上下動を繰り返しながら今後も成長を期待できる銘柄です。
③ここまでのまとめ
ここでご紹介した2銘柄はコロナショック後も株価が伸び続けている企業。これだけ大きな下落を味わいながら、株価の成長=株主の期待に応えられるよう事業を発展させることができている企業は少ないと思われます。
もちろん、どの企業もコロナショックからの復活をかけて日々邁進していることに変わりはありません。それでも株価の戻り具合、成長具合に差が出てしまうのは仕方のないこと。
私自身もウォッチ銘柄を決める時には、必ず以下の2つの項目をチェックします。
- 事業内容
- 決算資料
チェックして絞り込んだのちに、ウォッチを継続してINするタイミングなどを見計らっています。決算資料は細かく読めなくても大丈夫!利益面やその企業の今後の方向性が分かれば、最初のうちはOKです。
是非皆様もこのような強い銘柄を探し出してみてください!
4.【ETF&投信】やはり世界は強かった!※重要※
①MAXIS米国株式S&P500上場投信
言わずとしれた「S&P500」。マイクロソフトやアマゾンなど、米国の上位500銘柄で構成されている指数。ETFや投資信託として活用されており、簡単に言うと、これらのETFや投資信託を購入することによって米国有名企業へ分散投資していることに。
筆者の大好きなPayPayポイント運用でもS&P500に関する指標が活用されています。
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コロナショックからの運用損益率の伸びは驚異の79%。単純計算ですが、2020年3月中旬100万円分購入⇒2021年5月中旬で179万円になる計算です。
今までご紹介してきた日本企業と比較してみると、やはり米国企業は強い!そう感じている方が多いのではないでしょうか?米国への投資も視野に入れていくことをおすすめします!
②MAXIS全世界株式上場投信
オールカントリーと呼ばれる全世界株式。対象インデックスに採用されている、日本を除く先進国ならびに新興国の株式等への分散投資がされているもの。S&P500と同様に、コロナショックで一気に下がりましたが、そこから右肩上がりで伸び率78.9%!
コロナショックをものともしない、むしろそれによって元気になった投資信託。投資家の中でコロナショックの時に「このあと間違いなく上がる」と言っていた方もいます。もちろんその逆も。
結果はご覧の通り。あの時点ではあくまでも「予測」でしかなかったでしょう。その予測が当たる当たらないはその時点では誰にも分らない。しかし、それぞれの投資家が、それぞれの考えのもと投資活動を行っているというのは間違いありません。
- 自ら考え、自ら判断し、自ら投資する
これからの投資の世界では必須項目です。周りの言葉や、その時の感情に流されず、自らの責任のもとに投資活動を行うことで、自らを磨くことができます。是非皆様も一緒にいろいろと考えていきましょう!
5.全体のまとめ
これからは国内個別株ももちろん良いのですが、世界に目を向けていかなければなりません。世の中がグローバル化に進んでいく以上、投資でもグローバル化は避けられません。
視野を広く持ち、自ら納得できる投資先を見つけるようにしましょう!ちなみに、投資を始める場合、どんなに準備を入念に行っても、最初は間違いなく失敗することでしょう。最初から投資で失敗しない人は稀です。
- 失敗して学び、反省し次に活かす!
それができれば間違いなく投資の世界で生き残っていくことができます。そして、投資と投機の違いを理解しておきましょう!
- 投資はその企業の成長を見守りながら資産を増やしていくこと。
- 投機は自分の資産を増やす為に株式の売買をすること。
考え方や定義は人それぞれですが、私はこう考えています。どちらが正しいとか、どちらが正義とかありません。時と場合で使い分けて良いものです。自分が納得できる投資ライフを心がけましょう!
6.お知らせ
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