こんにちは!
以前拝読した、鈴木敏文氏にまつわる書籍「商売の創造」と対を成す今回の作品。
以前の「商売の創造」が本当に学ぶことが多かった書籍で、読み終わった後すぐにこちらの書籍を注文してしまいました。
経営者の方々が書かれる本は、何かと数珠繋ぎになっているようです。
- この方から感銘をうけた
- この方から学んだ
- このような書籍がある
などと、次から次へと、書籍から書籍を紹介されていきます。
だからこそ、読書が、学びがなかなか止まらないのです。
自己研鑽に絶対に欠かせない経営者書籍。
ということで、今回の太字以外の響いた文言集はこちら!
<タイトル>
商売の原点
<著者>
鈴木敏文(緒方知行編)
それでは早速いってみましょう!
まえがき
- 経営は変化への対応がすべてです
- 競争の時代における本当の差別化は、妥協のない絶対の追求によってしかうまれません
- 時々刻々、変化に対応することに商売の基本があります
第一章 商売の基本原則
- たとえ一日に一五分、二〇分であっても、地道に運動を続けることが必要
- 熱意が、やがて相手の行動を変えることにつながっていきます
- お客様にとっての得は、必ず私たちにとっての得にもつながっていきます
- 差別化のための最大の課題は、お客様にとって価値のあるもの(中略)を提供することができるかどうか
- それまで持っているものとは違った、心が動かされるような新しいものを提供すれば、必ずそこに購買意欲が生まれてきます
- 基本の徹底以外に、仕事を成功させる方法はない
- 今日のような不景気な時代には、まわりの動向をよく知り、そのうえで自分の考えを強力に押し出していくようにしなければ、生き残ることはできない
- 相対的な価値判断ができなくては、絶対的な価値はけっして高めることはできない
- 人と人の関係においては、長く付き合っていきたいと思ったら、心とか気持ちといった人間の内面性が重要になってくる
- 本当に大事なのは、お客様の求めることにきちんと対応すること
第二章 お客様の心をつかむ
- 競争が激しくなればなるほど、アイデンティティの確立が大事になってきます
- 過去の常識にとらわれることなく、ものごとを、正しい方向から正しく見られるかどうかが重要
- 商売では、いかに自分を客観的に見ることができるかが大切
- 大きなところほど、変化に対する対応力を失いがちなのです
第三章 すべては信用から
- 一人ひとりの仕事の仕方によって、全体の業績が大きく変わってくる
- 仕事のうえで正しいことに対しては、上も下もありません
- 商売のすべてにおいて、私たちはまずお客様の心理を考えなくてはなりません
- 一つひとつのことをきちんとやっていけば、それがトータルとして必ず大きな成果に結びついてくる
- イベントというのは、それをテコにして、その後の数字をどう動かすかが重要であり、それがイベントの成否の判断基準なのです
- イメージは、ものではありません。長い時間をかけて営々と積み重ねてきた結果として、おのずからかもしだされるムード、雰囲気です
- 宣伝技術がよくなればよくなるほど、現状とのギャップが大きくなるもの
- 生半可な仕事は絶対に許されない
第四章 熱意が人を動かす
- 私たちはお客様から、自分自身を磨き、より高い次元に高めていけるチャンスをいただいている
- 本当に仕事のできる人かどうかは、基本を徹底して自分のものにできているか、その実践にどれほど努力しているかで決まってきます
- いまは量より質が問われる時代です
- 自分で納得して身につけた仕事は、これから先、どこに転職しようと、どんな他の仕事をしようと、必ず自分に役立つ
- 人を説得するには、まず自分が勉強しなければなりません。自分が勉強して、相手より深さをもつことがかんじんです
- 教育はテクニックではありません。自分が率先して垂範していかなければ、本当の教育にはなりません
- 仕事に対して、どれだけ誠心誠意、自分をぶつけていけるか
- 相手の自発性を引き出すことができるのは、自分が仕事に対して熱意をもって取り組んでいるときだけ
- 熱意をもって取り組んでいれば、人を動かすこともできます
- 変化の中にこそ、私たちの商売のチャンスがある
- 一歩一歩、地道な努力を積み重ねていけば、必ず結果がでます
- 問題は、数字をどう変えられるかに尽きる
- 無計画こそ、密度の薄い仕事の最大の原因
- 客観的な目で、自分たちの問題がどこにあるかをきびしい目でチェックし、徹底的に改善していく
- すぐれた上長というのは、「うるさい人」でなければならない
- 会議が多い会社ほど、業績が悪い
- 一つの仕事を成し遂げようとするときには、妥協することなく、徹底してやらなければなりません
いかがでしたでしょうか?
最初に記載致しましたが、今回の「商売の原点」は「商売の創造」と一緒に読むことを本書の最後にも記載されています。
2冊で1つ。
これは一気に読んで頂くことをお勧めします。
そして何より、
書籍は購入して読むのが良い!
これに尽きます。
- 作者への敬意
- 身銭を切るからこそ真剣に読む
- 購入したものなら書き込み自由
今回この記事をここまで読んで頂いた方にお勧めしたい三要素です。
これからも共に読書で自分を磨いていきましょう!
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