こんにちは!
いろいろな書籍はもちろんのこと、会社の上司などからも
「継続は力なり」
と言われた人は多いはず。
確かにこの言葉は昔からの言い伝えでもあり、どんなに時代が進んでも不変の真理です。
しかし、実際に何かを継続するということは本当に難しい。
そのように感じている方へ、私の経験と実際の事例を紹介させて頂きますので、恐らく継続することへ向けての何かしらのヒントを得ることができると思います。
それでは早速いってみましょう。
5分や10分を侮るな!
以前、別の記事にも書きましたが、
まずは短い時間、10分程度から始めてみる
ということ。
そしてこれはとても大切なこと。
ここで考えてもらいたいことがあります。
多くの人が習慣化できていることって何でしょうか?
例えば、朝や夜の歯磨き
これは完全に習慣化している人が多いはず。
1回の歯磨きはだいたい1分程度。
しかし、これをやらないと気持ち悪いと感じるのではないでしょうか?
たった1分やそこらのことであっても、習慣化すると、やらないことが気持ち悪いのです(歯磨きは別の意味でやらないと気持ち悪いという人もいると思いますが)。
たとえ短い時間でも、重要なことは、
毎日やること、触れること
時間や量ではない!
時間や量については、そのうち解決されます。
そう、意識しなくても、そのうち増えていきます。
無理して「今週は毎日●分やるぞ」なんて意気込むと、大抵失敗に終わります。
極論、最初は本当に1分でも良い。
自分に対してのハードルを思いっきり下げた状態からスタートしてください。
1つの習慣に対して複数の目的を
次に習慣化するのに重要なことは、
1つの習慣に対して複数の目的を持つ
ということです。
例えば、私は「読書」が完全に習慣化しました。
今から1年以上前は、読書なんて全くしない人間。
しかし、そんな私が「読書」を習慣化したいと思い、「読書」という1つの習慣に対して、複数の目的を設定しました。
その目的は、
- 本業の営業トークで使えるネタを仕入れたい
- 部下育成に必要な考え方を身につけたい
- ブログのネタにしたい
- Twitterのネタにしたい
- 日頃の会話に厚みを持たせたい
- 中小企業診断士の合格を目指して経営者目線を勉強したい
「読書」一つに対してこれだけの目的を設定。
そうすることで、
- 今日は◎◎の為に読書しよう
- 今日は▲▲の為に読書しよう
- ・・・
という具合に、目的は日々異なっていても、「読書をする」ということは一定のまま。
だから、毎日続けることができたのです。
よく「目的を明確にする」なんてのをハウツー本で見かけますが、
明確である必要はない!
漠然としてて良い!
1つの習慣を複数の目的に繋げてしまうこと。
そうすると、その日によって、その習慣を、何かしらの目的が引っ張ってくれます。
だから、少しでも毎日やろうということに繋がっていくわけです。
目的の個数が少ないと、その目的が薄れた時に、習慣はストップします。
何かを習慣化したいと思った時、それは何に繋がっていくのかをできる限りリストアップしていくと良いでしょう。
そのリストがあなたの習慣に対する目的になります。
他人を巻き込む
最後に私の本業での事例を紹介します。
私の本業は営業職。
本業の一環で、メールマガジンを運営しています。
もちろん、会社公認のメールマガジン。
企画立案から発足、現在に至るまでの運営で、2021年2月で丸6年間。
その後は7年目に突入していきます。
この6年間、毎月最低1通のメールを登録者(登録者は取引先の顧客)へ送信。
多い時は月に2~3通。
その原稿全てを私が執筆。
毎日の習慣ではありませんが、毎月の習慣。
原稿作成は私がやりますが、文字校正は他のメンバーに任せます。
一つの企画を複数人で運営することが、実は継続できている要因の1つなのです。
要は、
有言実行
まさにこれ。
- 私が原稿をつくらないと企画は止まるという危機感
- 他人に見られているという、脅迫観念(本当にそうは感じていませんが)
- 言い出しっぺの人間が投げ出すわけにはいかないという使命感
プライベートに応用するなら、私の場合はTwitterで宣言します。
フォロワーの方が証人。
本当に継続できなければ、
「なんだ、こいつ口だけか」
と思われても仕方ない。
少しでも発言力を持たせるには、自らを背水の陣へ追い込むこと。
これはかなりストイックな習慣化への方法ですが、半強制的に習慣化できます。
ただ、あまりお勧めはしません。
いろいろ習慣化することになれてきたら、このようなやり方にもチャレンジすると面白いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
習慣化を目指していくためのポイントをおさらいします。
- ハードルを思いっきり下げた状態からスタート
- 1つの習慣に複数の目的を設定
- 自らを背水の陣に追い込む
3番目はあまりお勧めしませんが、体育会系出身の方なら、これが一番の近道かもしれません。
へなちょこ体育会系出身の私は、この3番目に挑戦して苦労はしましたが、何とかやり遂げることができました。
理想は高く!想いは強く!
これからも共に自己研鑽に励んでいきましょう!