こんにちは!
徐々に定番化してきました第13回目。
趣味の1つに読書が昇華したのも、やはりブログがあるということも要因。
書籍から学んだことをアウトプット。
インプットはアウトプットして、自分の血肉にしていかなければ意味がありません。
さて今回の太字以外の響いた文言集はこちら!
<タイトル>
ゼロからの挑戦
<著者>
稲盛和夫
今回の書籍は太字がありません。
そして、様々なケースが出てきますが、稲盛和夫氏が一貫して伝えようとしているものが重複するところもあります。
この点についてはご了承頂ければ幸いです。
そして本書では、京セラの創設からJALの再生、KDDIの歴史などから様々な稲盛和夫氏の生き様が見えてきます。
一番伝わってきたのは、他の経営者と同様に
心を育てること
これなくして社会人としての成長はなく、組織や企業の成長はない!
それでは早速いってみましょう!
第一部
- 人間として何が正しいかという原点に立ち返ってものごとを考え、その原則に従って行動してきた
- 人間として正しいことを正しいままに追求する
- たとえ働く環境が悪かろうとも、自分の運命をその傾きかけた会社で切り開いていかざるを得ない
- うつろいやすく不確かなものも人の心なら、ひとたび互いが信じ合い通じ合えば、限りなく強固で信頼に足るもの、それも人の心なのである
- 企業経営にとって最も大切な要素が、この心をベースとする従業員とのパートナーシップである
- 経営とは経営者が持てる全能力を傾けて、従業員が幸福になれるように最善を尽くすことであり、経営者の私心を離れた大義名分を企業は持たなくてはいけない
- 経営における判断は、世間で言う筋の通ったもの、つまり「原理原則」に基づいたものでなければならない
- 人間として正しいことを正しいままに貫いていこう
- お客様に対して徹底的に奉仕すること、これも経営の大原則の一つ
- 経営の死命を制するのは、値決めである
- 商いの極意は、お客様から信用されることだと古くから言われている
- 信用の上に「徳」が求められる
- 経営者は常にチャレンジし続けなければならない
- 挑戦やチャレンジには、計り知れない努力や困難に立ち向かう勇気が必要
- どんな困難に出合っても、決して諦めない、必ず実現させるという強烈な思いがなければ、新規事業の成功も、企業の多角化も、およそ不可能なのである
- 真に創造的なことを始めようとする際、最も重要なことは、自分自身に対する信頼、つまり自信を持つこと
第二部
- 人生・仕事の結果=「考え方」×「熱意」×「能力」
- 「熱意」は、自分の意志で決めることができる
- 「考え方」とは、その人の魂から発するもので、生きる姿勢と言ってもいい
- 素晴らしい哲学を持つか持たないかで、人生はがらりとその様相を変える
- 潜在意識を機能させるためには、意識下にまで浸透するだけの強烈な思いが必要
- 心に後ろめたい「濁り」や「汚れ」があると、目標を達成することは決してできない
- 利他の心とは、自分だけの利益を考えるのではなく、自己犠牲を払ってでも、相手に尽くそうという心であり、人間として最も美しい心である
- 相手を大切にし、思いやるという行為は、一見自分たちが損をするように見えても、いずれ思わぬ成果をもたらしてくれる
- 善きことをしたことが、良き結果を結ぶように、人一倍の努力と創意工夫を重ね続けなければならない
- 経営の世界においても、人間として正しいこと、善きことを貫くことが大切
- 善きことが良き結果を結ぶよう、誰にも負けない努力と絶えざる創意工夫を重ね続けること
第三部
- 哲学と言われるものが企業を成長させていく最も根本的な要因
- 人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である
- 経営とは、経営者の器のままにしかならない
- 「人間としていかに生きるべきか」ということを学び、実践することを通じて、自らの「心を高める」、そしてそのような経営者の人間的成長が、正しい経営判断を導き、企業を成長発展させる
- 人間というのは、一人では成長できない
- 志ある者たちが集まり、揉まれ合うことによって、より素晴らしい人間に育まれ、その集団もさらなる成長発展を遂げていく
- いかにビジネス環境が変化しようとも、そのように強烈な願望を抱き、誰にも負けない努力を続けていけば、必ず成功することができる
- 世のため人のために尽くし、自分が生きている価値を、この地球上に足跡として残して死ぬべきだろう
- 日本の企業の大半を占める中小企業の発展こそが、日本経済発展の原動力である
- 「売上最大、経費最小」が経営の要諦である
- 最前線でお客様と接する社員の意識が変わらなければ、会社は決して良くならない
- お客様に対して心から感謝し、その思いと喜びを、言葉と態度で示していく
- 社員の意識が良い方向に変われば、自ずから会社の業績も向上していく
いかがでしたでしょうか?
何度か繰り返した内容が出てきますが、それが筆者、つまり稲盛和夫氏が世に伝えたいことです。
私の心に響いた文言だけを抜粋していますので、本書を手に取って読んで頂くだけで、これ以上の素晴らしい内容を吸収できることと思います。
サラリーマンの方は必読の一冊です。
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