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学校教科書から見る教育・英語編

英語

こんにちは!

今回は、私が本業で行ったWEBセミナーの内容について記載致します。

1日限定の開催で、参加者は40名程度。

事後アンケートでそこそこ好評でしたので記事として残します。

2021年度から変わる中学校の英語教育。

その1年前の2020年からは小学校での英語教育が変わりました。

記事を読んで頂くことで、多くのお子様を持つパパママにとっては、自分が学んできた英語とかなり変わったという印象を持つことだと思います。

最後には、我々大人がやらなければならないことも記載しています。

是非ご覧ください。

幼・小・中学生向けの家庭学習教材【月刊ポピー】

学習指導要領の改訂で英語は小学3年生から?!

2020年の小学指導要領改訂から、英語の授業が教科化されました。

教科化と言われてもピンっと来ない方もいるかもしれません。

教科化とは、成績が付くこと

これまでも、小学校では英語の学習が授業で行われていました。

しかし、成績が付くことはなかったので、どちらかというと楽しく触れる程度。

※熱心にやっている先生や学校もあります。

それが2020年からいきなり成績が付きます。

小学5年生、6年生で。

小学英語の学習について、学校では小3から扱うことになっています。

そして、「読む」「書く」はあまりやりません。

「聞く」「話す」を中心に英語を学んでいきます。

これは、かなり理にかなっているやり方です。

その理由は別記事で記載していますのでよろしければこちらをご覧ください。

www.ritire60.com

さて、今までの英語学習、そして様々な入試では「読む」「書く」が重要視されてきました。

それがここ数年で大きく変わってきています。

上記の2つだけでなく、「4技能5領域」全てが求められるようになってきます。

4技能5領域とは、

  • 聞くこと
  • 読むこと
  • 話すこと(やりとり)
  • 話すこと(発表)
  • 書くこと

のことです。

これらを満遍なく学び、使える英語にしていくこと。

これがこれからの英語教育に求められていきます。

 

令和3年度(2021年度)中学英語教科書から

さて、大きく変わると言った英語教育。

令和3年度(2021年度)からの新しい教科書について確認をしました。

まず、国の検定を通過したのは6つの出版社です。

各社の教科書に込める想い、つまり、学習の出口をまずは見ていきましょう。

<東京書籍>

読みを発信する力へ!

<開隆堂>

社会的な場面を想定して即興でのコミュニケーションができる。

<三省堂>

確かな学力、国際社会に対応できる資質・能力と豊かな人間性

<教育出版>

外国語によるコミュニケーションがきわめて重要になる。生涯にわたって主体的に学び続ける学習者の育成を目指す。

<光村図書>

英語で伝える力が飛躍的にアップする!

<啓林館>

英語や外国への関心を深め、自分たちの可能性を無限に広げてくれること。

いかがでしょうか?

全体的に「発信できること」ということが強く印象に残る内容です。 

これを見てもらうだけでも、パパママの頃とはだいぶ異なる英語教育になっているということがお分かりになると思います。

学習する語彙数が増加する??

それぞれの教科書内容の資料や学習指導要領を見ると、

2021年度から学習する語彙数が増加するぞ!

ということがわかってきます。

今までは中学卒業時に1,200語と言われていました。

2021年度からは、小学校で600語、中学校で1,600語。

つまり中学卒業時に2,200語ということになります。

1,000語も増加するのか!?

さらに今回から以下の2種類へと語彙が分類されます。

<発信語彙>

話したり書いたりして表現できるように指導したい語彙

<受容語彙>

聞いたり読んだりして意味を理解できるように指導したい語彙

教育出版HPより参照

全く聞きなれない言葉かもしれません。

今まではこのようには言われていませんでした。

次に読み進める前に、この2つの言葉の意味を押さえておいてください。

さて、

本当に今までより多くの語彙が教科書に掲載されるのでしょうか?

答えは、

違います!

以下に東京書籍の教科書について調べた内容を記載します。

★中学卒業時までに学ぶ語彙数★

<令和3年度>

  • 発信語彙:1,000語
  • 受容語彙:1,319語

合計:2,319語

<平成28年度>

  • 特に覚えたい語:600語
  • 覚えたい語:659語
  • 題材語:133語
  • 補充語:778語

合計:2,170語

東京書籍HPより参照

いかがでしょうか?

実は教科書に掲載されている語彙数はそこまで増えていないのです!

150語弱の増加です。

今までの「特に覚えたい語」が、これからの「発信語彙」の位置づけになります。

これが、600語から1,000語に増えるということ。

ここからわかるのが、

語彙の到達レベルが上がる

つまり、

より多くの語彙を「使える」ようにならなければならない

ということです。

なので語彙数が大幅に増えるということではありません。

どちらかというと「習得レベルが上がる」ということです。

 

これからの英語学習ではどうすればいいの?

  • 英語が難しくなる?
  • 学校のテストも変わって大変そう?
  • 入試も変わってくるんじゃない?

確かに大学入試も変化してきました。

  • リスニング問題の配点増加
  • リスニング読み上げが1回の問題が増加

高校入試も、

  • 東京都はスピーキングテストの導入

これに向けて動いています。

東京都で成功すれば、それが事例となって他の道府県にも広がるでしょう。

恐らく学校のテストも変わると考えた方がいいでしょう。

ただ、ここでそんなに構えないでください!

大丈夫です!

非常に簡単な対応で済みます。

ここまででも記載していますが、これからは、

英語で「発信できる」ようになればよい

ただそれだけのことです。

そう!

英語を使う機会を増やしてあげればよい!

これだけで良いのです。

これは子供たちの力だけでどうにかなるものではありません。

  • 学校
  • 家庭
  • 地域(町内会など)
  • 通っていれば学習塾や英会話教室

要は大人も一緒に、みんなで一緒に取り組む必要があります。

英語を使う機会を増やすには環境を用意してあげること。

本当の意味でグローバル化を目指すには、単に学校教育をかえるだけではなく、子供たちにかかわる人全員が変わらなければならないのです。

実はそれだけ壮大なスケールで変化していく必要が、本当の意味でのグローバル化には必要となってきます。

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