こんにちは!
今回は「代替案」の大切さについて記載します。
代替案というと少し難しい感じが・・・。
ビジネス上で議論を円滑に進める為には、この「代替案」が大切。
会議の場面や接客の場面で必ず役に立つ内容です。
是非ご一読頂ければ幸いです。
スターバックスでの出来事
もの凄い久しぶりに、恐らく1年ぶりくらいにスターバックスへ。
目的は読書をするため。
学生時代はよく利用していたスターバックス。
最近はあまり行かなくなってました。
その理由はさておき、
この時に素晴らしい店員に接客をしてもらいました。
- 私「モカフラペチーノをtallサイズでお願いします。」
- 店員「大変申し訳ございません。すでにメニューからなくなりました。」
- 私「え、そうなんですか?残念だな~、どうしようか・・・」
普通ならここで、他の商品を選んでもらい、それを提供。
これが一般的な接客だと思います。
しかし、今回の店員は違いました。
- 店員「もしよろしければカスタマイズしてお作りしますか?」
- 私「カスタマイズ?」
- 店員「はい。カスタマイズでモカフラペチーノをお作りできます。」
- 私「どういうことですか?」
- 店員「コーヒーフラペチーノにチョコレートソースを追加していただくことで、以前のモカフラペチーノを再現できます。」
- 私「本当ですか?お願いします!」
確かに飲んでみると、昔懐かしのモカフラペチーノ。
この対応によって、次回もスターバックスに行こうと決めました。
仮に他の商品を選んでいたら、次はいつものカフェだと思います。
さて、上記の青字部分。これが代替案です。
仮にメニューからなくなってしまっても、
お客様である私にへ満足頂くために出てきた提案
とても気持ちが良くなる対応でした。
特別感すら感じます。
恐らく店員は瞬時に私の状況を察知したのだと思います。
久しぶりの来店で、かつて良く利用していたお客様であると。
このような行動。
実はビジネスパーソンの様々な場面でも大切な行動なのです。
何かを否定(拒否)するときは必ず代替案を持つ!
改めて先の例ですが、これは、
「あなたの注文はメニューにありません」
と否定(拒否)されたことと同じです。
ここで終わった場合、満足どころ不満になる可能性も。
しかし、代替案で私を満足させてくれました。
このような対応は、例えば、会議の場面でも有効です。
何か議論する題材に対して誰かが提案をします。
※解決すべき課題があり、それを議論している場を想定。
それが正しい、正しくないはどちらでも良いです。
賛同するのももちろん良いです。
しかし、反対する場合。これが要注意です。
ただ否定する、ただダメ出しだけをする
このような行為は、
自ら能力がないことを露呈するだけ。
ポイントは
- 「議論する題材がある」ということ。
- 「解決すべき課題がある」ということ。
敢えて考えさせたいが為に代替案を出さないというケースも。
その場合は、そっと、会議後に聞いてみると良いです。
「ご意見ありがとうございました。○○さんは代替案があったのですか?」
即答できれば優れた上司(社員)。
即答せずにヒントを与えるのも素晴らしい上司(社員)。
解決すべき課題があるのに、否定しかできない、否定しかしない。
後から確認しても代替案がない。
こういう人は、議論に参加する意味ないですよね。
会議に参加しなくていい人です。
課題解決に向けて前進しているのではなく、その前進をただ止める行為。
これが逆に、代替案があり、それが最も課題解決に適している場合であれば、否定された側も納得するでしょう。
この後もチームとして、納得して課題解決に取り組んでいけます。
もちろん、代替案を超える代替案があって良いのです。
このようにディスカッションする会議こそ有意義であり、利益を生み出します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
代替案を持つことで、代替案を持ったコミュニケーションを取ることで、恐らくあなたの発言の質が変わります。
周りからの見る目も良い方向へ変わります。
アイディアや提案を否定する場合は必ず代替案を!
様々なビジネスシーンで活かしてもらえることを願います。