皆様こんにちは!
本業記事へお越し頂きありがとうございます。
2021年度からスタートする中学生の新指導要領の中には
「思考力・判断力・表現力」
という、とても重要な柱が用意されています。
これは全ての科目に共通して求められる内容です。
さらに科目を横断し、知識を活用する事も求められます。
これからの子供達には今まで以上に多くのことが求められるようになってきます。
ちなみに、これ、本当に子供達だけで良いのでしょうか?
実は我々大人達にこそ、今求められている力なのではないでしょうか?
思考力のキーワード・プログラミング
思考力を養う一環として、「プログラミング」が様々な科目の中で活用されるようになってきました。
「プログラミング的思考」という言葉も出てきたくらい、今、プログラミングはブームを迎えています。
さて、このプログラミング。
我々大人世代は恐らく高校生くらいの時に触れたくらいの内容ではないでしょうか?
現在は、少なくとも、私が高校までに習った以上に、プログラミングを小学生の頃から触れていきます。
我々大人世代は、学生時代にプログラミングを学習していない人の方が多いはず。
しかし、子供たちにはこのプログラミングの力が求められていきます。
プログラミング言語に詳しくなれば良いのか?
本当の狙いはそこではありません。
プログラミングを利用することで論理的な考え方ができると同時に、トライ&エラー、つまり、失敗し、考え、修正し、再びチャレンジするという流れが身についていきす。
プログラミングを通して身につくこと
プログラミング学習にはPC上でやるものや、ロボット等を利用して行うものがあります。
タブレットだけで完結するものも最近は出てきました。
実際の企業の研修でもプログラミングを導入しているところもあります。
どのような形態のプログラミング商材であっても、ある程度身につく力は似ていると思います。
- 論理的思考力
- 課題発見力
- 課題解決力
この3点は間違いなく身についていくと思います。
何かをプログラムする時に、スタートからゴールまでの筋道を考えます。
最初に考えた通りにうまくいくこともあれば、そうでない時もあります。
上手くいかない時には、どこに誤りがあるのかを考えて探さなければなりません。
誤りを見つけたら、そこを改善しなければなりません。
どれも社会に出て必要な能力でしょう。
我々大人は仕事上で当たり前のようにやっていることかもしれません。
しかし近年、この3つの力が欠如してしまっている状態で社会に出る人が多くなっていると私は感じます。
- ミスをしても気づかない。
- ミスをしても自ら改善策を考えない。
- 言われたことだけしかできない。
などなど
部下を持つような身分の方は少なからず感じたことがある、感じている内容かと思います。
だからこそ、企業でもプログラミングを研修で取り入れているところもあるのです。
パパママ要チェック!プログラミング教室に通えば良い?
プログラミング教育の大切さがご理解頂ければ、当然我が子にプログラミング教室へ通わせたくなるというのが親心。
しかし、プログラミング教室に通えばだれでも力が付くわけではありません。
とても重要なポイント。
それは、やはり、親がそのプログラミング教室を見極めることです。
業界ならではの現状をお伝えします。
現在、非常に多くのプログラミング教室が展開されています。
学習塾でさえ、プログラミングのコースを設定しているところが増えています。
見てもらいたいポイント。
それは、そこの先生がプログラミング教育で目指すことを理解しているか。
プログラミング専門の教室であっても、実はフランチャイズ展開されていている教室というところも多々あります。
そしてその質はフランチャイズでありながら、本当にバラバラ。
私が実際に現場の先生方とお話をすると、本当の意味でプログラミングに関しての狙いを理解している人は少ないです。
語れる人は少ないです。
一時期の流行りでビジネスとして始めてしまっているところが多数展開されています。
大切な我が子の、大切な時間を無駄に費やすことはありません。
教育はやはり「人」なのです。
そもそも考えてみてください。
今の日本、そこまで時代遅れだとは思いません。
また今の最先端を行く日本人の方々は、幼少期からプログラミング教室へ通っていたでしょうか?
答えは否。
環境次第でひとはいくらでも変われますし、成長もできます。
本当に変わらなければならないのは誰なのか?
よく考えてみてください。
答えは、今これを読んでいるパパママ、つまり大人である我々です。
日々どのような会話をするか、どのような話題で過ごしていくか。
それだけでも子供は変わります。
そして、我々大人は、改めて自覚しなければなりません。
10年後。
間違いなく「経験」だけでは生きていけない時代が来ます。
その為にも、年齢に負けることなく、常に、
トライ&エラー
とことん挑戦していきましょう。