

はじめに
PayPayボーナス運用のミニアプリQ&Aの確認中に、ふっと思いたったこと。
今回はそれについての記載をしていきます。
賛否両論ありますが、ひとつの意見として、リラックスした気分でご覧ください。
中学生からのマネーリテラシー育成が必要!?
今回の背景
今回の記事を書くに至っては、自らの後悔があります。
なぜもっと早く投資を始めなかったのか。
投資を行うことによって・・・
「金銭的な利益」
「知識としての利益」
「人間性向上としての利益」
が得られると私は考えてます。
私が投資を開始した理由は「金銭的な利益」を追い求めたため。
「経済的自立」つまり、会社に依存しない生き方をしていくため。
投資を続けていくうちに自らの無知さに気付きます。
専門用語を知らないと理解できない。
義務教育だけでは足りない。
高校や大学の授業で学んだ知識でも足りない。
その為、久しぶりに勉強をするようになりました。
ネオモバ個別株投資では企業分析の大切さを知りました。
それからは日経電子版をよく確認するように(それまではグノシー頼み)。
こういうところだけでもだいぶ変わったと思う今日この頃。
投資には「冷静さ」が必要。
まだ自分には備わっていない重要な力。
ビジネスシーンでもこの「冷静さ」は必要不可欠。
自分の立ち位置を知ること、客観性を持つことなど、挙げていったらキリがない。
トレードで失敗をしたり、成功したりと繰り返すことで、見えてくるものがある。
まさに「トライ&エラー」。
投資の実戦は学習指導要領にマッチ!?
急に話は変わりますが、2020年小学、2021年中学での学習指導要領改訂の三本柱は、
①知識・技能
②思考力・判断力・表現力 等
③学びに向かう力・人間性 等
とあります。
実はこれ、投資経験から育成することができると思います。
投資で得られることを上記①~③に当てはめてみます。
①知識・技能
今の学校では教えてくれない、本当の社会の仕組みを学ぶきっかけになる。
利回り計算などで、計算技能が高くなる。
②思考力・判断力・表現力 等
学んだ知識を使って考えます。企業の将来性。
判断します。投資先。
表現はディスカッションする場を用意すれば良い。
③学びに向かう力・人間性 等
実際に自分のお小遣いを減らしたくなければ考えるでしょう、学ぶでしょう。
感情的になる事で失敗をするでしょう。
失敗を糧に、冷静に相手を、企業を見る力は養われる。
投資には正解がない。
だからこそ、それぞれの考えや意見をもとにディスカッション。
相手の話を聞く力も養われる。
さらに、先程記載させて頂いた「トライ&エラー」。
新しく導入されたプログラミング教育に取り組むうえで必要な考え方です。
こう考えると、投資を学習科目として設定しても良いと思えてきます。
PayPayボーナス運用は中学生でも利用可能!?
現在のスマホ普及率
スマホ決済として利用していたPayPayのアプリ内にミニアプリとして「PayPayボーナス運用」というものが出てきました。
別記事でも記載していますが、PayPayボーナス運用は「疑似的に投資を体験」できるサービスです。
PayPayボーナスをOneTapBUYのポイントに変換して運用するサービス。
その為、利益が出ても税金を支払う必要がない。
取引手数料も無し。
現金を投下することはできない。PayPayボーナスのみ利用可。
そのPayPayボーナスは、買い物をしたときに付与される、いわばPayPay内のポイントのようなもの。
2019年1月時点で、日本におけるスマホ普及率は、年代によって異なりますが、15歳~79歳の男女で80%を超えています。
モバイル社会研究所の調べでは、2019年12月調査時点で、中学生のスマホ所持率が関東地方では80%以上となっているようです。
加えて、GIGAスクール構想により、1人1台のタブレット支給が各自治体で進行中。
公教育で利用できるアプリへ
教育機関向けとして、ある程度の制限を加えるた特別仕様のPayPayアプリを作ることで、スマホ決済アプリでありながら、日本の教育に寄与するアプリへと変化していくと考えられます。
ある程度の制限で思いつくこととして・・・
本人からの送金不可(友人間トラブル防止)
チャージは親のアプリと紐づけ、親からの送金のみ(本人による間違いや使い過ぎ防止)
搭載するミニアプリは「ボーナス運用」「取引履歴」「Tカード」のみ。
恐らくもっと制限は必要かもしれませんが、この程度でも実現性は高いと思います。
PayPay株式会社なら余裕でできるレベルかと思います。
PayPayボーナス運用のQ&Aを見て
Q&Aを確認すると次のようなものがあります。
赤枠部分。
未成年でも利用できますか?
→はい。
先に記載した通り、PayPayボーナス運用は「疑似的に投資を体験するサービス」です。
PayPayを利用することができれば誰でも運用可能となります。
一番最初に述べたように、投資を行うことで得られるものは非常に多い。
多いだけでなく、実社会で役立つ能力ばかり。
投資を通して学ぶものは、何一つ無駄なことはない。
PayPayボーナス運用で企業分析は必要?
スタンダードコースの連動元は・・・
SPDR S&P500 ETF。
ETFの説明に関しては別記事に記載しているので今回は割愛。
このETFに組み入れられている上位銘柄(2020年8月23日現在)は・・・
・アップル
・マイクロソフト
・アマゾン
・フェイスブック
・アルファベット
・バークシャーハサウェイ
・ジョンソン&ジョンソン
・ビザ
などなど。
そうそうたる銘柄の数々です。
ETFとは何ぞや?ということから調べ学習を含めて実施していけば、1年間分くらいの企業分析の授業計画は作れそうです。
2週に1回はディスカッションで運用履歴を確認。
出し入れ自由なので、ボーナスを入れるタイミングなど、工夫は自由自在。
大切なのはディスカッションをする場を用意すること。
そうすることで、ブレインストーミングへ進化していきます。
親も巻き込んだ学習も可能になります。
家庭内でも投資について話す機会が増えるでしょう。
自ら調べ、自ら考え、自ら発表し、自ら行動する。
自主性の育成には圧倒的な効果を発揮するでしょう。
まとめ
以上から、「投資」という学習科目を設定し、マネーリテラシーを育成するとともに、これから求められる人材を育成してもらいたい。
繰り返しになりますが・・・
「金銭的な利益」
「知識としての利益」
「人間性向上としての利益」
が投資経験から得ることができます。
①知識・技能
②思考力・判断力・表現力 等
③学びに向かう力・人間性 等
の育成が実現可能です。
自ら調べ、自ら考え、自ら発表し、自ら行動する
これらの力が身に付きます。
自主性の高い人材を輩出していけます。
これからの日本を支える、世界でも戦える強い人材を育てて欲しいと思います。